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子供の言語

20070804_cco_park_3 先週末のピクニックの話でも少し触れましたが、義姉2人のうち1人は中国人と結婚して北京に住んでいます。(もう1人のお姉さんは娘のゴッドマザーで、チューリッヒに在住。)目下、子供を3人連れて、1ヶ月間チューリッヒで夏休み中。今週末は、バーゼルにも足を伸ばしてもらいました。

義姉の一家は、家族内の会話は主にドイツ語。3年前まではパリに住んでいたので、フランス語も流暢です。北京では、中国語も取り戻しつつあるそうですし、さらに、一番上の子は英語も話せるようになっていました。子供達が幼い頃は、言語面での発達は遅めだったそうですが、今はその跡形もなく、言語面での成長には毎回目を見張るばかり。

私にとっては、多国語育児を実践している義姉家族は、ある意味、模範になっています。我が家では、私は日本語、夫はドイツ語で娘に話しかけている旨を伝えたところ、義姉は、「賛成。1人の人が常に同じ言語で話すのが大事。」と、1人1言語の法則を裏打ちしてくれました。モンテッソーリによると、「言語はその人のアイデンティティにもつながる大切な柱。必ず母国語で話しかけないと、子供が混乱してしまい、精神的不安定を招く。」そうです。サリー・ウォードの「語りかけ育児」にも母国語で話すことの重要性が語られていました。勿論、住んでいる国や環境、そして子供の性格などによって、色々な方法があると思うのですが、我が家では、出来る限り母国語で話しかけるようにしたいと思っています。

20070804_park_pool_2 義理の甥っ子と姪っ子ですが、オムツ替えの際も、お風呂に入れる際も、「見ていい?」「やってもいい?」と、金魚の糞のようにべったりです。それはそれで、可愛らしくもあり、助かるような大変なような。。。近くの公園でも、至れり尽くせりで娘と遊んでくれたので、私はちょっと一休み。芝生の香りとひんやりとした木陰が気持ちよく、30分ほどでしょうか、お昼寝をしてしまいました。これからも、子供達がいとこ同士で仲良く過ごしていけることを願って。

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「育児」カテゴリの記事

コメント

海外に住んでいると、言葉の問題って本当に難しいよねえ。正直これまでは、帰国子女の方のことを「日本語も英語も簡単に喋れるようになっちゃって羨ましい。」て見てたけど、やっぱり2つ以上の言葉を習得するためには、それなりに苦労するんだわと、つくづく思う今日この頃です。

せっかく日本語を覚え始めた娘も、その辺の人たちに得意そうに日本語で話しかけたところで「???」て顔されるし、テレビを見ると訳のわからない言葉でやってるし、「何かおかしい。」と感じ始めているようで、見てても気の毒な感じがします。「ここで頑張って、色んな言葉を覚えるんだよ。」と応援するしかないけどね。

うちは親二人とも日本人だから、とにもかくにも家にいるときには日本語を喋り続けるしかないのですが。。。ハイジさんのお姉さんのところのように、幼児期は言葉の発達が遅めでも、そのうちちゃんと習得してくれるようになるかしら。親は焦らず見守らなきゃね。

投稿: よしこ | 2007年8月 6日 (月) 08時21分

「母国語でしっかり語りかけ育児」が、言語発達に役立ちますとは聞いていましたが、矢張りそうですか。三人の甥っ子姪っ子さんが証明してくれるので自信がつきますね。周りの子供と比べて、多少言葉の遅れがあったとしても、ながーい目でみれば、帽子の被り換えをしなくても、複数の言葉を操れる能力がついてくる。。そういうハイジさんも幼児期の米滞在で、言葉には苦労したようですが、今ではその苦労が武器になっているから、子供の言語は、長ーい目でみなくちゃ。。。ね!

投稿: rosemary | 2007年8月 6日 (月) 14時15分

言葉の問題、親としてはいろいろと心配も多いでしょうね。でもNちゃんはすでに言葉も出始めているようだし、人とコミュニケーションするのが大好きだから大丈夫そうに思うけどなぁ。。。
私の実家は、日本語だけのフツーの家庭でしたが、弟は4歳近くまで言葉がはっきりせず、私が母親に通訳していました。 心配した母が専門家に相談すると「先読みして何でもやってしまうので理解しているのに話さない」と言われたそうです。

「母国語でしっかり語りかけ育児」日本にいても気を付けなくては。

投稿: CACA | 2007年8月 6日 (月) 15時38分

こんにちは。素敵な時間ですね。お天気が良かったので、チューリッヒ湖にも沢山のボートが出ていました。我が家も気をつけなくてはなりません。主人は彼の母国語で、私は日本語で、二人で居る時はドイツ語です。友人が来ると場合によっては英語です。
 知人のお子さんも話せるようになるまで時間が掛かったそうです。子供は自分の頭の中で言語を分けているそうです。だから使い分けて話すようになるまで人一倍時間が掛かるのでしょうね。
 私には到底出来ない至難の業です。あせらず可愛い我が子を温かく見守ることが出来るように大きな心を持たなくては。つい人のお子様と比べてしまいそうです。

投稿: apfeli | 2007年8月 6日 (月) 17時02分

よしこさん、そうだよね、Eちゃんは急激に語彙も増えてきていて、どんどん言葉を使ってみたい盛りだものね。通じないというのは、やはり不憫よね。。。その辺は、ご両親がカバーしてあげるしかないのかしら。でも、長期的に見れば、海外での言語習得はマイナスにはならないと思う。むしろプラスかと。母国語の基礎さえ築ければ、外国語だって上達するのが早いはずだし、きっと、よしこさんのお宅なら問題無しでしょう。Eちゃん節、聞きたくなってきたわ~。私が日本語でいっぱいお相手してあげる!

投稿: ハイジ | 2007年8月 6日 (月) 23時16分

rosemaryさん、そうですねー、思い起こせば、「お手洗いに行きたい」が言えなくて苦労、というか失態をしたことも。(←今となっては笑い話ですが。)でも、概して言えば、それほど苦労した記憶が無く、英語は自然に身についたような気がします。子供の脳がなせる業でしょうね。今の方が、よっぽどドイツ語で苦労しています。そういえば、高校でお世話になった英語の先生が「まずは日本語ありき」と言っていましたが、意味がようやく分かるようになりました。

投稿: ハイジ | 2007年8月 6日 (月) 23時18分

CACAさん、なるほどねぇ、甘やかしすぎも良くないのでしょうね。第一子ということで甘やかされ気味だった私より、妹の方が口が達者なのは、そういう理由もあるのかもしれません。娘は、「ワンワン」(ドイツ語では、「ヴァウヴァウ」。)「イナイ、イナイ」(続きのバーが出てきませんが。)「ンー」(モーの変形。牛です。)も、本人の気分次第ですが、言うようになりました。日本語で頑張っている成果が見られたような気がして、胸を張っています。でも、言語の習得は長期戦だものね、ゆっくり焦らずに、と自分に言い聞かせて、、、と。

投稿: ハイジ | 2007年8月 6日 (月) 23時23分

apfeliさん、お体の具合は大丈夫ですか?apfeliさんのお宅も色々な言語が飛び交っているようですが、息子さんは、4ヶ国語は話せるようになるのでしょうね。うちは、夫婦間では、娘のためにもお互いのためにも、日本語かドイツ語で話すようにしていますが、疲れている時などは英語に流れてしまいがちです。いずれ娘が話すようになるであろうドイツ語、私はかなり頑張らなくては。
子供は小さいながらに個性もあって、自分のペースで成長していくのですものね。私も大らかに構えていたいと思います。

投稿: ハイジ | 2007年8月 6日 (月) 23時24分

我が家は息子が16歳と、みなさんより先の育児?に奮闘中ですが(フーフー)、息子はスイス人と日本人のハーフの中ではかなり日本語が話せます。
理由は私がドイツ語が下手だということもありますが、その前から、夫と私も日本語だからです。
途中、夫の仕事で二年間日本に滞在した為、息子は私がかつて勤めた、日本で初めてできたモンテッソーリの幼稚園と、公立小学校に1年通いました。
そのせいで、かなり日本語を体で習得した気がします。ところが思春期になって、どうも私の思いが息子に伝わっていない気がして、やはり言葉のせいかと、最近ちょっと悩んでいます。そして、本人に聞いたところ、息子曰く、「お母さんはいつも同じ事を言ってるから、分かってる!煩い!」と言われてしました。この答えで、通じていると解釈するべきか否か???

投稿: mima | 2007年8月 7日 (火) 20時39分

続き
ところで、私は個人的に子供の本が大好きで、息子が9歳まで、沢山の日本語の本を読んでやりました。(ケストナーやニルスの不思議な旅も日本語で)
幸い、こちらの本は、私のスイス人の親友が本好きで沢山プレゼントしてくれました。
私は、本の読み聞かせに唯一、『目的や理由をつけない』という、自分なりのこだわりを持っていましたが、結果的に、本を読んでやることで息子はかなり日本語を覚えたようです。
幸い、近所に沢山子供がいたこともあって、幼稚園でも、言語治療士のお世話になることもなく、現在に至っていますが、北京の姪御さんたちのように、いろんな言葉が流暢に話せるまでには、まだ至っていないかもしれません。でも、日本語を話せることで、やはり、自分の中の日本人としての、アイデンティティはしっかり、持っているようですよ。
ちなみにNちゃんに、こちらの『ハイジ』の日本語版をお土産に買ってあります。いつお届けできるかしら?

投稿: mima | 2007年8月 7日 (火) 21時01分

mimaさん、T君の日本語力は、読書家なmimaさんご夫妻の賜物でしょうね。そして、物心がつき、多感な年齢のときに、日本および日本語を体感出来たのも良かったのでしょうね。私の記憶の中では、よくしゃべり、素直で溌剌とした少年のTくん。いまやティーネイジャーなんですものね。しみじみ。。。親を煙たく思う時期は、どの家庭にもあるのではないでしょうか。親にとっては、子はいつまでも子ですが、本人は子供扱いではなく、大人として見て欲しいと思う時期にさしかかっているのでしょうね。
ニルスの不思議な旅、活字で読まれたのですね。私はアニメで観ていました。「ラララーラララ...いいやつなんだ~♪」って歌ったり。懐かしいです。DVDに頼るのではなく、娘に読んで聞かせてあげたいものです。
それから、読み聞かせに目的を持たず、というmimaさんのポリシーにも共感できます。我が子のためとはいえ、「言葉を覚えるように」「知能があがるように」という気持ちが先行して、親本位になってしまいやすいですものね。私は、夜寝る前に、一緒にベッドに横になって(目が悪くなりそうですけど。。)本を読むのが大好きです。女優気取りで、声の抑揚をつけて。そうすると、娘も飽きずに、ところどころで笑ったりしてくれたりします。「今日はイライラしてごめんね。」なんて反省もしたり、懺悔の時間にもなっているような。。。とにかく、一日を終える前の儀式になりつつありますが、なんとも至福の時間です。
ハイジの日本語版も有難うございます!それから、モンテッソーリの幼稚園の話、是非聞かせてください!

投稿: ハイジ | 2007年8月 8日 (水) 13時49分

私達も母国語で話しかけるようにしていますが、3人で会話をする時は、夫が日本語が分からないので、ドイツ語になってしまいがちです。ずっとクリッペにかよわせていることもあって、やはりスイスドイツ語の方が上手に話しますし、語録もどんどん増えています。
スイスに住む以上、日本語が彼の”母国語”になることはまずないと思いますが、それでもある程度は習得して欲しい・・・。日本語と触れ合う機会をもっともっと増やしていかないと・・・と焦る毎日です。

投稿: Lia | 2007年8月 9日 (木) 21時58分

Liaさん、息子さんはドイツ語の言葉も沢山話していらっしゃって言語面も発達している様子ですし、心配ないですね。子供同士で受ける影響は大きいですものね、これからも爆発的に語彙が増えていくのでしょう。うちでは、夫の貢献により、唯一のドイツ語である"Auto"は言えるようになりました。幼稚園に通いだすようになると、放っておいてもスイス弁が圧倒的に優勢になってくるのでしょうね。そんな訳で、今のうちに日本語のリードを広げておこうと私は企んでいるのでした。

投稿: ハイジ | 2007年8月10日 (金) 21時56分

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