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世代を継いで

20080121_sonnenuntergang 毎年この時期、義母はネパール・インドで過ごします。現在もインド滞在中なので、チューリッヒに残された、一人で淋しい思いをしているであろう義父を我が家に呼び寄せました。いい嫁じゃん、と自画自賛したいところですが、ベビーシッターをしてもらったり、ドールハウスの屋根の角張った部分にやすりをかけてもらったり、ドイツ語の宿題に赤ペン先生してもらったりと、先週からしっかりお世話になってしまっています。

以前、夫は子供が欲しい理由の一つに、「自分達の両親がまだ元気なうちに、子供を会わせたい。子供にとって祖父母は財産だから。」という事を言っていました。当時、子供は考えられなかった私としては、「身勝手な理由だわ」なんて思っていました。でも、今になって日本とスイスのじぃじ・ばぁばの恩恵にあやかりながら、身勝手なのは私の方だったなぁと、客観的に振り返ることが出来ます。娘はすっかり祖父母に懐いてしまっていますが、娘にとってもかけがえの無い存在なのでしょう。

一昨日は、娘が寝入った後に、義父は若かりし頃(長距離用バス「グレイハウンド」のトイレが白人・黒人用に別々に設けられたいた頃)のアメリカでの貧乏旅行の話を2時間ほど語ってくれました。記憶力の良い義父は、微に入り細に渡って、描写してくれるので、タイムトリップしてその場に居合わせたかのような錯覚に。夢中になってずっと同じ体勢で聞き入ってしまったので、お尻が痛くなっちゃった。。。

20080121_zoo 親から受け継がれるかけがえの無いもの。娘に引き継いでいきましょう。

  

 

※右の写真は、バーゼル動物園で。

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

良いお義父さまですよね。こういう話、義父母のいない私にとって憧れだったりします。
私の実父、子供の頃に両親が離婚してずーっと会っていなかったんです。知らないうちに亡くなっていて。あんまり人間的に尊敬できる人ではなかったけど、いつか子供を授かったら実父に抱っこさせてあげたいと思ってたんですが…。
血縁が全てではないのは身をもって知っているつもりですが、血は水よりも濃いのも確か。この世のどこかに自分と繋がっている人がいるだけで支えになるものです。
うんとうんと、2組のご両親に甘えてあげて下さいね。

投稿: CACA | 2008年1月23日 (水) 01時46分

今回の一時帰国で、私も「じじ」「ばば」のありがたみをヒシヒシと感じました。

自分の子育てを終えている余裕もあり、実際の親ではない無責任さも少しある上で、手放しに可愛がってくれ、甘やかすには甘やかすんだけど、子供にとってそういう存在があるのもいいもんだ、と。

いつか私がおばあさんになったら、やっぱりこんな風に孫を可愛がるのかなあ、なんて、まだまだずっと先のことまで考えちゃいました。

投稿: よしこ | 2008年1月23日 (水) 11時53分

さすが、元大学教授の義父さん。赤ペン先生に、はやがわり。かわいい義娘に正統なドイツ語をと張り切って教えてくれるんでしょうね。日曜大工にベビーシッターと、ほかにも色々芸が隠れていそうなお義父さん。頼むと何でも、こなしちゃいそうな、頼りがいのあるお義父さん。面白い人でよかったですね。親孝行してあげてくださいよ。

投稿: rosemary | 2008年1月23日 (水) 12時47分

CACAさん、そうですね、言葉に重みがあって、出来るうちに親孝行しなきゃと思いました。お父様も義理のご両親もきっとCACAさんの思いは通じていると思いますし、天国からAくんの健やかな成長ぶりを見守っていてくださっていることでしょうね。それに、子育てを楽しむことだって、立派な親孝行かな~って思います。

投稿: ハイジ | 2008年1月24日 (木) 07時49分

よしこさん、確かに、じじ・ばばの有り難味は、しみじみと感じるよね。一昔前には、三世代で住むことが当たり前だったけれど、育児という観点からは、いい仕組みだったのかも、なんて思うことがあります。それにしても、よしこさんが、「ばば」になったらどうなるんだろう。それ以前に、Eちゃんがママになった姿が想像できない。。。

投稿: ハイジ | 2008年1月24日 (木) 07時50分

rosemaryさん、義父は根っから先生なのでしょう。ドイツ語の宿題も、1つ質問すると、10の答えが返ってきますから。そろそろ夕食の準備時だなぁと思っても、講義(?)がずーっと話が続くことがあります。 新聞・雑誌の切り抜きも渡されて、しっかり宿題ももらいました。次回は義母も帰ってきている、2/9-10の週末に、チューリッヒで再会です。

投稿: ハイジ | 2008年1月24日 (木) 07時51分

お義父様と素敵な関係ね。私は義父はすでに他界しているので、羨ましく思います。でも勉強熱心なハイジさんでないと務まらないかな。

投稿: kana | 2008年1月26日 (土) 15時23分

kanaちゃん、義理の両親とは過去には体当たりでぶつかったこともあったのだけれど、今や心の中ではすっかり「スイスのお父さん・お母さん」となりました。義理のお母さんとも「男の人ったらまったくねぇ。。。」みたいな話も出来ちゃうし、不思議なほどに自然体でいることが出来ます。

投稿: ハイジ | 2008年1月28日 (月) 12時49分

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