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プラハ見聞録

予備知識が無いままで向かったプラハ。「アマデウス」や「ボーン・アイデンティティ」でプラハがロケ地として使われ、綺麗な街だなぁ、というそんな程度の印象でした。今回実際に足を運んで、ハンガリー、ポーランド、ドイツ、ソ連といった国々に支配され、歴史に翻弄されたチェコという国にとことん魅せられてしまいました。

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【プラハ城とカレル橋】
世界で二番目に古い橋を渡ってお城に向かいます。橋の欄干には30もの聖像彫刻が飾られています。ただ、ここはただでさえ観光客が多い場所なのに、橋が一部工事中で、混雑具合もかなりのものでした。

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プラハの市街を見下ろす美しいプラハ城。お城といっても、広大な敷地内には、ボヘミア王家の居城だけではなく、旧王宮、教会、修道院なども建っています。特に、聖ヴィート教会にある、ミュシャ作のステンドグラスや「最後の審判」のモザイク画など、見所満載。

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【天文時計】
プラハの心臓部と言われる広場にあるのが、この天文時計。1410年に時計職人とプラハ大学の天文学者によって作られた、並外れて精巧な時計。上から、仕掛け人形、天文時計、暦板という構成です。伝説によると、あまりにも時計の出来が見事なので、当時のプラハ市参事会は財産ともなるべく時計をプラハ以外では作らせまいと、その時計職人の目を潰して盲目にしてしまったとか。。。

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【Karlstein城】
チェコのヒーローといえば、カール四世。「祖国の父」と呼ばれています。神聖ローマ帝国の皇帝として即位し、プラハを首都としました。プラハが「北のローマ」と言われる所以ですね。そのカール四世のお城が郊外にあるということで、友人の車を借り、30分ほどかけて行ってきました。お城では、中世の衣装に身を包んだ人達の踊りや楽器の演奏といったエンターテインメントあり、子供の遊び場あり、露店あり、ワインブースあり、ファミリーをいざなう要素が揃っていました。スイスのお城って静かでしんみりしているところが多いけれど、こんな明るいお城って初めて。

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【スメタナとコンサート】
中学の音楽の教科書にも載っている「モルダウ」。長いこと他国に占領されたり、民族としてのアイデンティティを失う危機にあってきた国だからこそ、あのせつなさが醸し出せるのかもしれません。ちなみに、スメタナ博物館内は、日本人ばかりでした。

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街中ではあちこちでミニコンサートのチラシを配っていますが、私達もついついつられて、行ってきました。正装せずにいける気軽さ、ヴィバルディの「四季」やドヴォルザークの「ユーモレスク」など自分が知っている短めの曲目、一時間といった所要時間も魅力。会場はRudolfinum(芸術家の家)。チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地としても有名です。そんな由緒ある場所で聴けるだけでも、ありがたき。

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【飲食】
チェコ料理の定番といえば、グラーシュでしょうか。牛肉を煮込んだシチューは、デミグラソースっぽいお味。クネドリーキという蒸しパンのような感触のダンプリングが添えてあります。

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ビール一人あたりの消費量が世界一のチェコ。ビールがとにかくウマい!Pilsner Urquell(ピルスナー・ウルケル) が濃くて辛くて最高!バドワイズ社のブドヴァル・ビールもありますが、アメリカのバドワイザーはその名前を拝借しただけ。オリジナルはブドヴァルなんですね。

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【買い物】
高級ブランドショップが並ぶ、Parizka「パリ通り」だってあります。通り過ぎただけでしたけど。。。めざましい経済発展をとげたチェコ。社会主義の面影はさっぱり感じられません。Manufakturaというお店には、木製の可愛い玩具など、見ているだけで可愛らしい物が沢山ありました。その他、マーケットやMothercareというお店で子供服をゲット。

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【友人宅】
今回お世話になったのは、夫がビジネススクールで一緒だった友人のお家。彼はアメリカ人とスイス人のミックス。奥様がチェコ人。2歳と6歳のお子さんが二人いますが、ベッドタイムの8時以降は、夜な夜な大人四人でワイングラスを傾けながら話し込む、、、という飲んだくれ、もとい、貴重な時間を持ちました。

おうちもモデルハウスかと見紛うような洗練度。モダンでアートな雰囲気が素敵です。個人的に一番気になるキッチンはステンレスを多用。機能的で、家全体の雰囲気にしっくりくる印象。デザイナーにまかせっきりにするのではなく、家造りに果敢に参画したようです。シャワー・トイレ付きのゲストルームで三泊四日、快適な眠りにつくことができました。

最終日は、一緒にSavoyのカフェでブランチをして、お別れをし ました。また次会う日まで。

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チェコはすでにEUに加盟。2年後には国の通貨コルナもユーロに切り替わるそうです。

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「旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

こんにちは。
前回のコメントへの回答ありがとうございました。
政党についてはこちらでも勉強してみます。キリスト教の名が付いている政党はヨーロッパ諸国では多いいんでしょうかね。

プラハは別世界のような、おとぎの国と現実がごっちゃになったような街並みに感じました。
チェコ料理店の店を探してみたいと思いました。

投稿: トマト | 2008年10月 1日 (水) 05時07分

写真集みてるかのようでしたw
ほんと、写真の撮り方、教えてほしいくらい・・
お城って日本のものと全然雰囲気から何から違って、ほんと、夢の国ですね・・・w
天文時計、どうやったらあんな建物が作れるんだか、ってくらいのすごさ・・
一度は見てみたいです☆
ヨーロッパって、ひとくくりに言っちゃうけど、美しいといえる場所が多いですね。

投稿: はるみみ | 2008年10月 1日 (水) 16時55分

トマトさん、そうですね、ドイツにもキリスト教民主同盟(CDU)がありますし、北欧にもあったかな、、、あとは思いつきません。。。(汗) そういえば、ここでは教会税を払っていたりもするのですが、政教分離の意味合いが日本とちょっと違うのかな、と感じます。

都内でしたら、チェコ料理店もあるのかもしれませんねー。ちなみに、グラーシュでしたら、自由が丘のハンガリー料理屋さんでも食したことがありますが、寒い日にはあたたまる一品ですよ。

投稿: ハイジ | 2008年10月 2日 (木) 22時44分

はるみみさん、天文時計にはビックリしました。相当複雑な仕組みらしく、ただただ圧倒されたというか。

お城に関しては、こちらのお城を見慣れてしまうと、日本のお城も新鮮で、とても繊細に見えます。ちょっとしたお寺も、風情が漂っていて、心に響くというか。慣れ親しんだモノへの愛着みたいなものでしょうか。

ちなみに、夫は、日本のお城はもちろん、和風庭園とか掛軸とか「和」のものが大好きです。異文化に惹かれる傾向ってありますよねー。

投稿: ハイジ | 2008年10月 2日 (木) 22時47分

うわ~…写真にただただ『すごーーーい』と圧倒され…
ヨーロッパって知らないステキな所が多すぎて、あっちにもこっちにも行きたくなってしまいます。
日本にいる時は、ヨーロッパの人達の考え方は???今でも不明だらけですけど、歴史的背景を少しでも知る事ができると、その民族へ理解に繋がるような気がしています。

投稿: mic | 2008年10月 3日 (金) 08時47分

micさん、そうですよねー、ヨーロッパって国によってはまた全然違いますしね。私はアメリカ&オーストラリアには合計6年ほど住んだことがあるのですけれど、最初スイスに住んだ当初は、???なことばかりでカルチャーショックを受けました。でも、徐々に、歴史的背景を知りかじるにつれ、味があるなぁと思えるように。安いEasy jetやRyan Airのチケットをねらって、次はどこへ行こうかと画策中です。

投稿: ハイジ | 2008年10月 5日 (日) 13時27分

プラハは素敵ですよね~。 ヨーロッパにはキレイな街が多いですが、プラハに行った時には魔法にかかったかと思ってしまいました。 また行ってみたい場所の一つです。
共産主義のイメージが強かったのですが、チェコもハンガリーもオーストリアの文化の影響を強く受けている、そして残っていることにとても驚きました。 あああ、また行きたくなってきちゃいました。 今度はポーランドとかにも行きたいな~。 

投稿: みえこっち | 2008年10月15日 (水) 10時23分

みえこっちさん、プラハいいですよねー。6年前、こんな綺麗な街が洪水の被害にあったと思うと、気の毒な気がしますが、今やすっかり復活していて、美しい街並みは健在ですよ。

そうそう、年配の方はドイツ語もOKの方が多かったです。

ただ、難点をいえば、物価が思ったより安くないということ。スイスの物価に慣れてしまうと、どこへ行っても(日本も!)安く感じるのに、プラハはなかなかどっこい、スイスといい勝負という感じでした。

ポーランドへ行かれる際にはバーゼルにもぜひ立ち寄ってください。ちょっと、いや、かなり強引だけど。。。ぜひに!(私の日本行きはまだ宙ぶらりんなんです。また連絡します!)

投稿: ハイジ | 2008年10月15日 (水) 13時15分

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