« 忘年ブランチ | トップページ | パン教室 »

バレエ 二夜連続

20081122_traviata土曜日夜は、バーゼル劇場にて「Traviata」を鑑賞。プリンシパルである中野綾子さんのバレエが見たくて。トラヴィアータとは、「道を踏み外した女」という意味。ヴェルディのオペラ「椿姫」の原題となっています。高級娼婦と青年の、切ない恋の模様を描いた物語。

特に、切なさ、淋しさ、苦しさを演じる姿、舞台の上でもだえる演技が圧巻でした。女性の私が言うのもなんですが、しなやかで、美しい肢体にほれぼれ。指先から髪の毛まで、すべてが芸術でした。

実は、中野綾子さんは、この間ばったり公園でお会いしました。「日本人の方ですか?」と話しかけたのがきっかけですが、お互いの子供の年齢が近いこともあり、しばし話し込むことに。明るく気さくで、自信に満ちた綺麗な方でした。仕事と育児の両立はさぞ大変だろうにと思いますが、その辛さを全く感じさせぬ笑顔。彼女を応援したくなりました。

20081123_bejart_3日曜日夜は、現代バレエ界の巨匠モーリス・ペジャールの遺作、Le tour du monde en 80 minutes(80分間世界一周)を鑑賞。友達が行けなくなったということで、頂いたチケットを握り締め、行ってきました。

ジュール・ヴェルヌの「80日間世界一周」がきっかけとなり生まれたこの作品は、まだ日本では一度も上演されたことがないそうですが、世界中の国々を訪れたベジャールの一生が込められています。

クラシックバレエとは異なる独創性。どの演目も、肉体の躍動感、エネルギーがあふれていて、振付家でもあり哲学者でもあったぺジャールの目を通してみた世界が、いかに希望に満ちている世界だったかをうかがい知ることが出来ます。

紙面や液晶ディスプレイを通すのでは伝わらない「何か」、現場にいかないと得ることの出来ない感動、心が震える瞬間、、、歳をとっても大事にしたい。そんな事を感じた週末でした。

|

« 忘年ブランチ | トップページ | パン教室 »

「文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

いいですね〜。私達も娘が産まれてからそう言う場に行くチャンスが減りましたね〜。今度近くにオペラ座の怪人が来るようなんですよ〜ラジオで聞いたんですが。チケットゲットがんばってみようっと!

投稿: アミーガ | 2008年11月25日 (火) 22時58分

すてきだね!
芸術は、こういうまれな感動の瞬間を与えてくれるものだから、やっぱりすばらしいよね。子育ての日常の中でこういう時間を持つのは特別よね。
中野さんと会えたなんてラッキーでしたね!

投稿: saharu | 2008年11月26日 (水) 11時33分

ハイジさん、
とても充実した週末を過ごされたのですね。うらやましいっ!

私は演劇やクラッシックコンサートなどは
独身の頃よく行っていましたが、
バレエなんて敷居の高そうなものは今まで一度も観たことないです。

バーゼルでは色んな催し物をしているようですが、
案内がドイツ語であることと、子どもが居ることで
私には縁のないものだと思ってました。

ハイジさんの体験を読んでいると私も行ってみたくなりました。
こちらにいる間にぜひ一度は挑戦してみたいです。

投稿: もんちっち | 2008年11月26日 (水) 12時27分

アミーガさん、うちも娘が生まれてからはこういう芸術に触れる機会がガクッと減りました。幸い、赤十字社で斡旋しているベビーシッター制度を通して、娘と気が合うシッターさんが見つかってからは月に一回ペースでお願いしています。たまにだから、余計に外出が新鮮で、しっかり堪能しようという気にもなる、といったメリットはありますけどね。

オペラ座の怪人だなんて羨ましい!ファントムとクリスティーヌの掛け合いなんて、鳥肌物です。いいな~。

投稿: ハイジ | 2008年11月26日 (水) 21時10分

saharuさん、芸術って、ほんとうに偉大。胸が熱くなる思いを久しぶりに味わいました。芸術って、その人の人生を映し出すから、より美しいのかしら。。。saharuさんもアーティスト。ピアノ・オルガンという芸術を奏でる指をお持ちで羨ましいわ~。

中野さんとお会いした日は、アメリカ人の友達との集まりがあったのですが、Nがなかなか打ち解けられず、グループを離れて遊びだしたんです。その時に偶然お会いしたので、Nが導いてくれたのかも。。。その後、saharuさん達にも偶然お会いできたし、とても貴重な一日でした。そうそう、中野さんに子供会の勧誘もしっかりしておきましたよ~。一度でもいらしてくださると嬉しいね。

投稿: ハイジ | 2008年11月26日 (水) 21時24分

もんちっちさん、ぜひおススメしますよ~。考えてみたら、日本でコンサートに行く場合、電車を乗り継いで、一時間はかかっていたけれど、バーゼルはこじんまりとしているし、街中まで車またはトラムでささっと30分以内でいけちゃうしね。

中野綾子さんの踊りは本当に素敵よ。ドイツ語わからなくても全然大丈夫。芸術は、フィーリングでしょう。(^^) 中野さんのご紹介はこちらにも載っていますね。http://www.swissinfo.ch/jpn/front/detail.html?siteSect=105&sid=8682809&cKey=1201698618000&ty=st 刺激を受けること請け合いです。

土曜日はベビーシッターさんに預けてのデートだったけど、日曜日は一人で。それまた独身の頃を思い出していいもんです。(^^)

投稿: ハイジ | 2008年11月26日 (水) 21時56分

"現場にいかないと得ることの出来ない感動、心が震える瞬間" って、とってもよくわかります。
いい時間を過ごされたのね。
そういう時間を大切にしたいと、本当に思います。
それから、いい出会いを大事にされているハイジさんも素敵です。

Nちゃんも、健やかに成長されているようで、なにより。

投稿: naoko | 2008年11月27日 (木) 02時51分

naokoさん、五感(いや、六感さえも)フルに使う、って大事ですよね。歳をおうごとに、そういった事をないがしろにしてしまいがち。You-tubeで観て、満足しちゃったり。でも、ホンモノの感動は、アドレナリン放出~、という感じで全然違いました。(ついでに、若返り効果もあると良いのですけどねー。)

出会いって本当に不思議。海外にいる日本人って色々な場面で顔をあわせることが多いのですが、特にスイスは小さい国。ふとした時に、人と人がつながることがあるんです。出会いの連鎖に感謝です。

と言いつつも、日本の友達とはどうしても連絡が途切れがち。。。こうして時々naoぴょんとやりとりが出来るのは、嬉しい限り。ありがとう!naoぴょんの近況もまた教えてね~。

投稿: ハイジ | 2008年11月27日 (木) 21時37分

初めまして。

突然ですが、綾子ちゃんの舞台を観たというブログを発見し、嬉しくなりコメントをさせて頂きました。

彼女は私が通っていたバレエ教室の後輩で、(と言っても、習っている頃から何百倍も彼女の方が上手)子供の頃からとても才能のある子でした。もちろん、努力も人一倍してましたよ。

一児の母になったと言う話は昨年人づてに聞いていましたが、とても元気そうですね。

私も一昨年、1年間のみですが、主人の仕事の都合で、生後6ヶ月の娘と5歳の男の子を連れ、アメリカ生活をしてきました。

ハイジさんも、色々大変な事もあると思いますが、引き続き海外生活を満喫されてください!

投稿: Michiko | 2009年2月 4日 (水) 10時50分

Michikoさん、コメント有難うございました!

中野綾子さんとご一緒のバレエ教室だなんて、ステキですね!前々からポスター(白鳥の湖だったかな、、、美しいポロポーションの背中でした。)などでお見かけしていたのですが、まさか公園で声をかけたお相手が中野さんだったなんて、嬉しい驚きでした。背筋がピンとして、自信に満ち溢れた笑顔でしたよ。これもご縁だからということで、メルアドも交換して、ちょっと前にメールも差し上げているのですが、お返事はまだ。。。きっとお忙しいでしょうからね。また絶対彼女の舞台を観にいきたいと思っています。

アメリカ生活も楽しくも大変だったことと思います。その土地に住むメリット・デメリットはどこでもあると思いますが、出来るだけ楽しむことが大事なのでしょうね。Michikoさんも引き続き、育児も楽しんでくださいね。

投稿: ハイジ | 2009年2月 5日 (木) 01時53分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/252447/25648287

この記事へのトラックバック一覧です: バレエ 二夜連続:

« 忘年ブランチ | トップページ | パン教室 »