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退院後いろいろ

20091128_l 退院してから一週間。授乳中心の毎日が過ぎていきました。赤ちゃんとの生活は、寝る・飲む・排泄するといった基本活動の繰り返しで、生活がどんどんシンプルになっていく気がします。

幸い、家事全般およびNのお世話を義理の両親がみてくれたので、私はLのお世話に集中できましたし、細切れながらに、体を休めることができました。買い物から三食の準備、洗濯、子供服の整理、たまっていたワイシャツのアイロンがけ、バッテリー交換に出していた車の引き取り、病院への送迎などなど、あらゆる面で助けてもらいました。食事中に授乳をすることもありましたが、お皿に盛った料理を片手で食べやすいように小さく切ってもらったり(食べながら授乳だなんて、あさましい姿ですが、終始お腹がペコペコの私。赤ちゃんのためにもせっせこと食べませんとね。)Nの運動量が足りないと思われる時には、動物園に連れ出してもらったり。。。70才を過ぎた義両親に甘え過ぎています、私。

Nの生活リズムと言えば、まだ乱れっぱなし。退院後は、なるべく以前と同じリズムを保てるように、、、と思っていたのですが、まだ難しいです。でも、今は、「こうするべき」という観念はなるべく捨てて、その時その時を乗り越えていくだけ。Nにとって義両親との時間も大事ですし、赤ちゃんを迎え入れる過程にNを巻き込むことも大事かなぁとも思われ。なるべく、Nにも手伝ってもらったり、意見を聞くようにしたりして、疎外感を感じさせないように気をつけています。

そんな家族の協力があってか、Nは気丈にがんばっています。時折り、私の耳たぶをしゃぶったり、ミルクを立て続けにこぼしたりして気をひこうとしたり、変な行動もちらほらと見せていますが、酷い赤ちゃん返りはありません。でも、今週こそは、私とNの二人だけの時間を確保したいところ。

20091127_spital さて、Lですが、黄疸が出てしまいました。黄疸とは、血液中の赤血球が壊されてできたビリルビンが肝臓で処理しきれず増加して、皮膚や粘膜が黄色くなる症状をいいます。 このビリルビンの数値が退院直前に上がってしまったので、地元の小児科で再検査を要請されました。二日間に渡り診察に行ったところ、数値がさらに上昇。27日の夜から急きょ病院に戻り、光線治療を受けることになりました。病院では、豚インフルの流行で治療室に入れる人に制限がかかっていたので、私だけがLに付き添うことに。簡易ベッドとシャワー室も見せられ、長期戦を覚悟。そして、夜の21時から治療が開始されました。赤外線を浴びるのでアイマスクをし、オムツ一丁になって透明のケースに入れられたLの姿には胸が痛みました。Lは相当嫌がり、激しくもがくので、ケースの真ん中に置かれていたのに、頭が端にぶつかるまで移動。本当に、痛々しく、傍で見守るだけで何も出来ない自分がもどかしくもありました。でも、幸い、一晩明けて再度採血をしたところ、数値も下がり、無事に退院できることになりました。今は、自宅で極力ウィンターガーデンなど日当たりのよい場所(と言っても、ここのところずっと太陽は出てくれず。厚く覆われた雲が恨めしい。。。)で過ごすようにしています。

そんなこんなで過ぎていった一週間。母は強くならねば、と感じた一週間でした。今週からは、単身赴任が終わり早々と休みに入った夫とともに、家族4人の生活が始まります。

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誕生

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11月16日、夕方、無事に男の子を出産しました。母子ともに、元気です。

朝8時半、夫と娘とともに37週の検診に行ったところ、子宮口が既に開いているとのこと、急遽その日に帝王切開の手術することが決まりました。多少手術予定日が早まることはありうると思っていましたが、こんなに早くなるとは、まったくもって想定外。 
いったん自宅に帰り、入院するための荷造りを開始です。わずか3時間足らずの間に、荷造りをして、家族にも連絡を入れ、洗濯機もまわし、お昼のスパゲッティーを二人分(私は手術なので、食事制限)用意して食べさせました。腹を決めると、案外、落ち着けるものですね。(というか、あまりにも急で実感がわかないというか。。。)

息子は、やや早かったこともあり、2440g、46cmと小さく産まれました。泣き声も小さく可愛いもので、指も足もいたいけなほど細く、体重も不安になるほど軽くて。まだ脂肪も少なく寒さに弱いということで、かなり厚着させられています。なんせ毛糸の帽子まで被らされていますからね。

でも、小さいながらに、お腹から早く出ようという強い意思を持っていた子だけあって、おっぱいを吸う力もたくましいこと!おかげさまで、子宮がキューっと収縮していくのが分かるほど回復も早く、母乳もたくさん出ています。しっかり飲んで、しっかり寝て、、、というリズムが既に出来上がっている小さい息子。おかげさまで、私は眺めの良い静かな病室で、ボリュームのある食事を摂り、うたた寝をしたり、息子の寝顔を眺めながらハーブティーをすすっています。おっぱいを飲んでもらうことによって出るプロラクチンとオキシトシン効果(別名、愛情ホルモン?)で、まったりと幸せな気分を味わっています。

息子は、見たところ、Nととてもよく似ていますが、性格的なものは、またちょっと違う気もします。男の子のお母さんはより母性本能をくすぐられる、と聞いたことがありますが、どうなのでしょうね。彼のこと、ここでは、名前の頭文字からLと呼ぶことにします。

術後の経過が良いので、明日、出産6日目にして、退院予定です。来週からは、Nのペースをなるべく崩さないように配慮する一方で、自分の体力も過信せず、スローペースで四人家族の生活をスタートさせていこうと思っています。生活ペースが軌道に乗ったら、出産のことやNの様子などもゆっくり更新していきます。見守ってくださっているみなさん、ありがとうございました。感謝の思いを込めて。

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ダウン、そして復活

兆候が表れたのは月曜日朝の4時頃。
「お腹がいたいよー。」と私の枕元に来てベソをかくN。私は嫌な予感を感じつつ、
二人でうだうだと眠れない時間を過ごしました。そして、Nは朝食後には派手に嘔吐。

ちょうどその日の朝、近くの小児科でインフルエンザの予防接種を受ける予定が
入っていたので、先生に症状を診てもらったところ、胃腸風邪とのこと。
熱は無いものの、体重も12.4kgに落ちて、弱りきった様子。
ただでさえ具合が悪いのに、太ももに季節性インフルエンザの注射も打たれて
泣きっ面にハチ状態。。。。

でも、Itinerol B6(嘔吐を止めるための座薬)と、Perenterol(食事にふりかける
パウダータイプの整腸剤)の効果か、翌日には嘔吐はすっかり収まり、食欲も上昇、
(専らおかゆ。普段、Nの好きな牛乳や乳製品は先生の指示通り控えて。)
お通じも元に戻ってきました。
約一年間、大きな病・風邪とは無縁だったNなので、久々の弱りきった甘えっ子振りに
初日は戸惑ったものの、回復が早くて助かりました。体力がついてきたのかな、
それとも、パパ不在で臨月のママを労わってくれたのかな?

さて、インフルエンザの予防接種ですが、小児科および産婦人科の先生と相談した結果、
我が家は自分が妊婦であることに加え、12月からは新生児を迎えること等を鑑み、
3人全員、季節性インフルエンザの予防接種を打ってもらいました。

新型インフルエンザの予防接種についても、夫は出張先のドイツですでに受診済み。
私は来週の検診にて確認予定、Nも第1回目は接種済み(9歳以下の子供は、
2回に分けて接種
するそうです。)、2回目は、ワクチンが小児科に届き次第、
連絡をもらうことになっています。

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ドイツの田舎でのんびり

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親子3人最後の旅行地として選んだのが、シュバルツバルト(黒い森)。
1ヶ月程前にそこに滞在した友達から、子供も楽しめて、かつ大人ものんびりと
ダラダラしたいのなら打ってつけだとリコメンドをもらい、そこに決めました。
バーゼルから車で約1時間半。
臨月を目前にして、万が一のときにはトンボ返り出来る距離も決め手となりました。 
 

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滞在したのは、Ferienwohnungというカテゴリーに入る、農家が経営する宿泊施設です。
広さも十分あり、自分の家のようにくつろぐことの出来る、家族向けの休暇用アパート。
ドイツらしい機能的で清潔な室内には、キッチンも付いていて、食器から調理器具まで
何でも揃っています。(Ferienwohnungは、ドイツ観光局によりその清潔さや設備の点など
星マークで評価されているようです。)価格的にはホテルと比べるとずっとお値打ち。
今回滞在したのは、6人まで泊まれる部屋タイプでしたので、次回は両親や友達を
誘ってみるのもいいのかも。 

 

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アパートは、厩舎と隣接していて、動物達といつでも触れ合うことが出来ます。
ウサギや豚に餌をやったり、猫を抱っこしたり。
家畜の餌やりは、残飯を細かいルール(例えば湿ったパンやパスタの残りは豚に、
乾燥したパンや人参はウサギにといった具合。)に従って与えて良しとなっています。
その他のゴミの分類も細かく指示があり、そんなところにもエコ大国ドイツを感じました。 

 

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Nが大いに喜んだのはポニー乗り。Nはドースケという名の小さいポニーが気に入り、
滞在期間中は毎日乗馬を楽しみました。鞍やヘルメットは適当に(!)借りて、
手綱を握るのも自分達で。「草を食べさせてはいけない」、「手綱は短く持つ」、
「馬の後ろに立ってはいけない」、といった三つの約束さえ守れば、いつでもどこでも
乗馬を勝手に楽しんでいいというから、自由度には驚かされます。
また、広い敷地内には子供の遊び場もあり、雨に振られた最終日以外は、
寒さに負けじと外遊びを楽しみました。

 

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また、アパート周辺は、黒い森という名前の通り、針葉樹が生い茂り、迷い込んで
しまいそうな細道や粗道がたくさんあります。紅葉はほとんど終わっていましたが、
冬の到来を感じながら落ち葉を踏みしめながら歩くのもなかなか粋です。
シュバルツバルトにあるTitiseeへはにも日帰りで遊びに来たことがありますが、
白く雪化粧をした森も美しいですしし、夏には避暑地としての魅力もあり、
四季を通して違った表情を見せてくれます。

 

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食事に関しては、基本的には自炊、飽きたら近場で外食という形をとりました。
スーパーで買った食材をそのまま味わう、、、といった簡素な食卓でしたが、
それでもお腹いっぱいになりました。まずいことで有名(?)なドイツの食事ですが、
パン、チーズ、ヨーグルト、ハムなど基本的な食材は、噛めば噛むほど味わいが出て、
美味しいものです。(とは言いつつも、持参したカップ麺が有難かったりもしましたが。。。)

 

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今回の場所は、どこにでもあるようなドイツの田舎なのかもしれませんが、自然とともに
生きていることが肌感覚で実感できる、極上の場所。
美味しい空気を胸いっぱい吸って、動物達と触れ合い、夜には満点の星を拝んで。
この場所を勧めてくれた友達に感謝しつつ、自然のヒーリングパワーを改めて感じた
旅行となりました。

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こんな週末

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ワイワイ友達と賑やかに過ごす時間と家族との静かな時間が折り重なった週末。とても充実していました。

スイスではあまり浸透していないハロウィンですが、アングロ・サクソン系の住民が多いここのアパートは、ハロウィンのメッカとなりました。昨年と比較すると若干賑わいが収まった感がありましたが(景気の影響で本国へ帰った人たちが多いせいか?)、それでもなかなかの盛況振り。土曜日夕方は2時間ほど、ひっきりなしに仮装した子供たちが(時にはお目付け役の親も)我が家にも押しかけてきました。

Nは、昨年同様、ウサギの被り物をして参加。これは、義母も夫も使ったという年代物です。片足ケンケンが出来るようになったNは、しばらくピョンピョン跳ね回って喜んでいましたが、他の女の子達が身にまとっているプリンセスの衣装を見るやいなや、目を点に。いや、ほとんど指をくわえて見ていましたねぇ。来年はプリンセスの衣装を着せてあげたいな。

ハロウィン以外は、今冬初のチーズフォンデューをしたり、カブ提灯作りをしたり(Nがデザイナー、パパは彫刻師)、紅葉狩りに出かけたり、動物園に繰り出したり。そして、ハイライトは、お友達のお誕生日会。キャッキャッとはしゃぎまわるNを横目に親同士の交流がはかれて、楽しい昼下がりとなりました。

明日からは、シュヴァルツヴァルト(黒い森)にあるアパート型ホテルで3泊4日のプチ休暇。親子3人の最後の旅行、スローペースでまったりと楽しんでくる予定です。

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