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ローテンブルク 中世への旅

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ロマンチック街道のハイライトでもあるRothenburg ob der Tauber(ローテンブルク・オプ・デア・タウバー)。タウバー川上方にあるローテンブルクというのが正式名称のこの街は”中世の宝珠”とも呼ばれています。ニュルンベルクからは車で一時間半弱。

 

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城壁の門をくぐると、そこはもう中世のドイツ。タイムスリップした感覚に陥ります。街並みは市庁舎のあるマルクス広場を中心に、三角屋根の木組みの家々が並びます。石畳の道をゆくと、クリスマスのおもちゃ屋さんやテディベアが店先に並ぶお店など、メルヘンな要素もたっぷり。

 

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まずは腹ごしらえ。行き当たりばったりで、オープンエアのお店に入り、旬のホワイトアスパラガスを注文。この日は、ヨーロッパ最高の季節の訪れを高らかに告げるような、すがすがしい絶好のお天気でした。それだけでも心が浮き立ちます。

 

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ちょうど、この日は「マイスタートゥルンク」歴史祭りが開催されていました。マイスタートゥルンクとは一気飲みの意。17世紀の宗教戦争(30年戦争)時に、ローテンブルクに攻め入った敵軍のティリー将軍が「約3リットルのワインを一気飲みできる者がいたら、街は破壊しない」という条件を出したのに対し、市長ヌッシュが見事にこれに応じ、ローテンブルクの街が助かったという史実がもとになっています。

 

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この市長ヌッシュの逸話を記念して、毎年この聖霊降誕祭の時期に開催されるこのお祭り。歴史劇を上演したり、衣装を着た人々がパレードを行ったりするのですが、参加者はこの街の市民。一丸となってお祭りの雰囲気を盛り上げています。

  

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議会議員の宴会館にある仕掛時計は、一気飲みの武勇伝に由来したものですが、ティリー将軍とヌッシュ市長の人形が現れ、飲みっぷりを様子を再現してくれるそうです。午前11時~午後3時まで一時間ごと人形が動きます。

 

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子供達が遊べるエリアも設けられていました。昔ながらの遊びでしょうか、インクで木のピースに模様を書きペンダントを作ったり、木製の魚釣りセットで遊んだり、馬に乗ったり。"Kinder Spektakle(子供スペクタクル)"と看板には書いてあり、その割にはショボ目でしたが、Nは楽しんだ模様。幼い子供にとっては、中世の人々の暮らしぶりや衣装などはあまりピンとこないのか、街散策にも飽きてきた頃だったので、こういった「逃げ場」は有難かったです。

  

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ローテンブルクは第二次世界大戦中にアメリカ軍からの爆撃を受け、40%が破壊されたといいます。以降、街は復興をとげ、昔ながらの街並みが忠実に再現されました。きっと、何十年後に再訪しても、この街は何も変わらず、中世の面影を伝え続けるのでしょう。

  

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マイスタートゥルンクを通して、中世の人々の暮らしぶりだけでなく、現在そこに住む街の人たちの表情が見えた分、心に響く、印象深い日帰り旅行となりました。

  

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ニュルンベルク動物園

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ニュルンベルクの動物園。その名も、"Tiergarden(動物の庭)"と言うだけ、
緑の多い動物園です。Reichswaldという森の中に位置し、70ヘクタールの土地に、
300種類の、2500頭・匹におよぶ動物たちが暮らしています。
ちなみにバーゼル動物園は11ヘクタール。街中にあり、買い物がてらちょろっと
立ち寄ることも出来ましたが、ここでは歩きやすい靴と覚悟が必要です。

 

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ニュルンベルクに来てまもなく二ヶ月ですが、何度足を運んだか覚えていないくらい
足しげく通っています。最初は、広大な動物園でトイレを探すのにも苦労をしましたが、
今やすっかり慣れて主のような顔をして園内を闊歩しています。
もちろん、年間パス(大人80ユーロ)を購入済み。
一回の入場料は大人9ユーロ、子供4.5ユーロなので、このペースでいくと
すぐに元はとれるでしょう。

 

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動物園の入り口です。
プレッツェルのスタンドがあるのが、バイエルン州らしいかな。
早い時間帯には、年配の方々がちらほら散歩している姿がよく見られ、
ゆったりと行動できます。週末の午後は、入り口で200人ほど並ぶことも。。。

 

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広大な敷地、小さい子供たちは歩き回れないので、台車が用意されています。
3ユーロなり。(一度借りたことがありますが、4歳ぐらいになると、
一人で歩きたいので、半分は空の台車をひきずる羽目になりましたが。。。)

 

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山の斜面がそのまま残されていて(というか、地面がむき出し)、よじ登ったり、滑り降りたりして楽しめちゃいます。

 

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Delfinariumといって、追加料金(大人4.5ユーロ、子供2ユーロ)を払って見ることが出来る
イルカショーもあります。なかなか爽快。歩きつかれた足休め(?)にも。

 

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追加3ユーロで、トランポリンで遊ぶこともできます。
朝すいているときに行くと、係りのお姉さんがお相手してくれたり、時間を長めに
見てくれたりと、ちょっとお得。

 

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園内にはレストランもありますが、子供二人連れているときは手っ取り早さがカギ。
ということで、よく利用するのがこういったスタンド。
サンドウィッチの相場が2.5ユーロ程度とは、有難いですねぇ。

 

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ソーセージとポテトばかりではなんなので、時にはおにぎりをこしらえて。

 

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ちなみに、動物園には至る所にピクニック用テーブルがあるので、これからの季節、
幼稚園が無い日は、お弁当@動物園というパターンが増えそうです。

 

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こちらがKinderzooという、動物園の一角にある子供の遊び場。
子供たちは動物そっちのけで遊び場に直行する場合も多いそうですが、Nもしかり。
Jako-oという子供用品の通販会社がスポンサーについてから、
充実した遊び場となったそうです。

 

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子供の遊び場の隣には、ヤギやブタと触れ合える場所もあります。
餌は50セントだかで購入できますが、餌を持っていると、ヤギは
しつこくまとわりついてくるので、ナデナデだけ。
Nは「こうやってなでるんだよー。」「後ろから近づいちゃダメだよ。キックされるから。」
「紙も食べてたよー。」とヤギの生態にも詳しくなりつつあります。

 

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子連れにとっては救世地の動物園。
特に、クライマーのNにとっては、動物はさておき、楽しい場所のようです。
Lは寝てばかりですが。。。
動物園をステージとした子供達の成長が楽しみだったりします。

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ドイツに来て感じたこと

スイスのバーゼルからドイツのニュルンベルクへ引っ越してはやくも一ヶ月半。国をまたいで引越しても、言語(ドイツ語)、食文化、人々の週末の過ごし方、といった点において両国がとても似ているので、カルチャーショックも受けずに順応しつつあるように思います。

とは言え、ドイツらしいな~と感じた点もいくつか。

20100505_einkaufen まずは、商品が安くて種類豊富な点。とにかく買い物が楽しいです。徒歩圏内のスーパーだけでも、Edeka、Real、Aldi、Marktkauf、Netto、Norma、Lidl、とより取り見取り。スイスではほぼMigrosとCOOPの二者選択だったことを思うと、選択肢があるということはなんて素敵なのでしょう。EU国からの輸入品も豊富。
さらには、価格に関しては、スイスの半分ないしは3割引き。ついついスイス価格と比べてしまい、結果、安い安いとあれこれ買い込んでしまっているような。。。

20100401_auto_2 ドイツと言えば、Autobahn(アウトバーン。高速道路)。周りがみな飛ばしているので、トロトロ運転していると逆に危険と思われ。時速170kmで警察を追い越してしまった瞬間には、ドイツにいることを実感しました。
と、スピード狂の多いドイツですが、一方でスピード厳守が徹底しているのもドイツの特徴。住宅街の30km制限道路では、前がすいていようとも、監視カメラが(スイスと比べて)少なくとも、きっちりと速度遵守です。この辺も、ルールに厳格なドイツ人らしさかと。
因みに、見かける車はフォルクスワーゲン、ベンツ、アウディ、BMWあたりが多く、高速運転を前提に作られているようなスキがなく、頑丈そうなのが多いです。ニュルンベルクでは日本車はあまり多くは見かけません。

20100404_burg_5 ドイツは歴史認識がしっかりしていると言われています。スイスでもそうでしたが、ドイツでは輪をかけて歴史に関するドキュメンタリーが多い気がします。5月8日の終戦記念日の時期と重なったこともありますが、「ドレスデン」「ヒトラー ~最期の12日間~ 」などの映画なども連日TVで放映されていました。過去に、ドイツのオフィシャルな文化機関であるゲーテ・インスティトゥートでドイツ語を学んだ際にも、歴史物を読まされ、ドイツは歴史にしっかりと向き合える国という印象を抱きました。自国の非を認め、歴史に関する事実を次世代に伝えられる国は少ないのではないでしょうか。

ドイツは合理性を重んじるお国柄。ビールグラスのメモリは有名ですが、Pfand制度にも驚きました。ペットボトルやビールを買うと、飲み物の料金に容器代が上乗せされます。これがデポジット。飲み終わった容器を返すとデポジット代が返却されるという仕組み。リサイクルを徹底させるための方策のひとつなのでしょう。
このPfandのシステムは、遊園地やビアガーデンにも導入されていますが、エコ大国合理主義のドイツを感じさせます。

ドイツとスイス、隣国同士と言えど、お国が違えばで面白いです。

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荒れた一週間

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春はどこへいってしまったかと思われる肌寒い雨模様の日が続いています。先週はNが風邪をひいてしまい、鼻水と咳が出るので、幼稚園を休ませました。家にこもっていたのですが、Nと一緒に過ごす時間が長引けば、衝突もあるわけで。Nの我侭が増え、私の小言も増えました。

(私)「ぐずぐずしないでさっさと着替えなさい!」(N)「やっているってば!」と返されます。(私)「椅子の上に立ったら駄目って言っているでしょ。何回言ったら分かるの?」(N)「分かっているよーだ。ふーんだ!」とこんな調子。(私)「今は口笛を吹かないで。静かにしてくれる?」(N)「吹いていないよー。」と平気でウソをついたり。

本人だって注意ばかりされるのは嫌だろうし、よっぽどの事が無い限り多めに見てあげたいと思いつつも、叱る(いや、感情的になってしまっているので、「怒る」というべきか。。。)ときの沸点が徐々に低くなり、ちょっとした事でイライラ・ガミガミしてしまいました。Nはさらに荒れて、と悪のスパイラルです。

 

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ああ言えばこう言うで、にっちもさっちもいかないような時は、「Time Out」、すなわち距離・時間を置くことにしています。先日のTime Outのときのこと。自分の部屋にひきこもったNは、しばらくブツブツ文句を言っていたようですが、その後、「ひらがなはっけんマシーン」を持って出てきました。このマシーンには、ひらがなキーを押して録音する機能と、録音した文字を読み上げてくれる機能があるのですが、Nが「聞いてみて。」というので、マシーンを流すと、「マ、マ、お、こ、ら、な、い、で、ね、ね、な、お、み、は、ん、せ、い」とマシーンから流れる音声。小憎らしい時もあるけれど、いじらしい娘です。

まもなく四歳の娘にこれだけ振り回されていて、Nがティーネイジャーになる頃にはどれだけ悩まされることになるのだろう、と少々不安です。でも、まぁ、育児なんてそんなもの。親子ともども悪循環に陥る日もあれば、子供と一緒に心底笑いあったり幸せを実感する日もありますからね。まさに山あり谷ありです。

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ただ、最近、肝に銘じておかねばならないなぁと思うのが、子供を頭ごなしに怒って言うことをきかせようとしても、子供は傷つくだけだということ。子どもは恐怖心だけが植えつけられて、親の目を気にする子、自信のない子、怒られないようにレールの上だけを歩む子になってしまうかもしれません。そもそも、しつけの目的は子供のため。人間社会で共存していく上でのルールを教えることだと思っています。

Nは感受性が豊かで繊細な部分も持っているので、私がキツイ口調で本気で怒ると、困った言動を改め、親にとって都合のよい「良い子」になる(あるいは演じてくれる)と思います。でも、きっとそれは一時的で、自分の気持ちを無理やり押さえつけた結果の言動なので、また同じようなことが起きてしまうでしょう。そして、親の権力を振りかざしていると、子供は自分の意思を表現するという自由を知らず、ありのままでいることが出来なくなり、萎縮するか、反発するか、しまいには思春期に爆発、といった可能性も無きにしも非ずです。

Nがいけないことをする背景には、色々な気持ち(疲れているだけの場合もありますが)が隠れていることが多いようなので、まずは彼女の言い分をよーく聞いてあげなくてはと思っています。悪いことをした後、あるいはする前に、どうすべきなのか一緒に話あえる関係でいるにはどうしたらいいのだろう。。。そして、怒りの裏に潜んでいるのは悲しみだと聞いたこともありますが、自分自身の気持ちにも向き合ってみる必要があるのかも。。。

なんだか懺悔日記になってしまいましたが、「育児=育自」の道はまだまだなぁ、と感じています。

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日々成長

最近はなかなかタイムリーには更新できません。撮りためた写真から数点、記憶がフレッシュなうちに慌ててに書き留めています。

流されるような日々ですが、子供たちは着実に成長しています。笑ったり、怒ったり、泣いたり、とい色々あって一日を終える頃にはヘトヘトですが、子供たちがいるおかげで、生活にハリが出て、家庭も円満といったところです。

 

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食事中、私たちの食べる様子をじいっと見ながらよだれをたらしまくりのL。授乳直後だとしても、自分も食べたそに口を動かしているので、スプーンだけしゃぶらせているのも可愛そうになり、6ヶ月になるのを待たずに離乳食を開始しました。

ドイツでは離乳食はBF(ベビーフード)を買う人が多いのでしょうか、スーパーに行くと棚一列分がすべて離乳食だったりします。その種類の豊富さには驚かされます。ただ、中にはアレっと思うようなお味(特に瓶詰めの主食系)の物も多く、子供が味音痴になりそうなのであまり与えたくは無いというのが本音だったりします。。。とはいえ、BFはオーガニック製品だったり、品質管理の点からも安心なのかな。。。

お湯や牛乳と混ぜるだけの、お手軽なRiceFlocken(お米のフレーク)やGriessbrei(穀物のおかゆ)、頼っちゃっています。でも、Nが幼稚園に行くようになり少し時間が出来た今、もう少し手作りしなくっちゃ。

 

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すっかり肌寒い日が続いていますが、ちょっと前には夏の陽気を感じるそんな日が続いていました。そんな日にはアイス熱も復活。

スイスではWinnetouが大好物だったのですが、ドイツでは見かけません。でも、大丈夫、すでにWinnetouに代わるKaktusという好物を見つけましたから。

この写真は、動物園の帰りに撮ったのですが、「ママにもちょうだい」と尋ねたところ、「いいけど、噛んじゃだめよ。なめるだけね。」とアイスが減ることを心配する、ちゃっかり娘に大笑いをした瞬間のものです。

 

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口笛が吹けるように。ちゃんと「オブレネリ」や「ちょうちょ」などメロディーになっています。

夜、「寝たくなーい。疲れてなーい。」とお決まりの口をたたくNですが、無理やりベッドに入れられると、しばらく独り言を言ったり、鼻歌はたまた替え歌を歌ったりします。最近はずっと口笛の練習に熱中していました。その成果が現れた訳ですが、周りも、「三歳で口笛が吹けるのね。」とはやしたてるので、余計に得意顔で吹きまくっています。

口輪筋が発達していないと、口笛は無理だそうですが、おしゃべりの娘、口輪筋が発達し過ぎ?!でも、一日中口笛を聞かされる身としては困ったもので。。。

  

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Lはやわらかい布タイプの玩具を触るのが好き。握ったり、しゃぶったり。外出するときも、ぬいぐるみあるいはガーゼは必須です。

そうそう、顔にかぶせたガーゼを払いのけられるようにもなりました。手先のコントロールがしっかりしてきましたが、この月齢のハイライトである寝返りはまだまだのよう。でも、二人目だと、「成長はゆっくりでいいよ、寝返りできるようになると親も大変だし」、とのんびり構えられますね。

 

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よじのぼり魔のN。スパイダーマンのように壁にはりついているのがNです。体重も軽い(13.1kg 自宅計測)ので、登るのも得意なようですが、親は冷や冷やものです。

最近は「鳥になりたい」と言うN。高いところがお好きなようで。冬が長いドイツ、こういった室内遊び場は充実しているので、ちょくちょく来ることになりそうです。

 

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Lはいつもお姉ちゃんに構われ、逞しく育っています。相変わらず耳たぶを触られていますが。。。時折り、激しくあやされたりしていますが、動じない姿には、赤ちゃんらしからぬ器の大きさを感じたりも。

お姉ちゃんの顔を見ると、ニコッと笑うことが多く、お姉ちゃんのことが好きなんだなぁと思わされます。

 

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Nの幼稚園、うまくいっているようです。“Was schenke ich dir, ma me mi mo Muttertag...♪”と早速習った母の日用の歌を披露してくれました。「大人用のハサミを使ったけれど、指を切らなかったよ。」と言いながら工作品を披露してくれたりも。私が早めにお迎えに行くと、他の子供たちが大声で”N, Mami is da!”と知らせるまでは何かに没頭していたり、友達と遊んでいて私に気がつきません。

順調な滑り出しのようですが、お休みの日は「ヤッター、ママと一緒の方がいいもん。」と言います。それまた母親冥利ということで。いや、きっと、それは今のうち。「友達の方がいいー。」と言う日も近いのでしょうね。

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家探し、その後

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8月から入居可能だと思っていた家ですが、ここへきて、なんと急転回が。オーナーから直々に連絡があり、転勤予定がほぼ無くなり、家が貸し出せなくなったとのこと。契約書にもサイン済みでしたし、すっかりその気になっていたので、なんだか悪い夢を見ているようでした。特に、実際、家を目で見て、「パーフェクト!」と喜んでいた夫にとってはショックだったようです。

でも、気を取り直して、エージェンシーと物件探しを再開したところ、運よく同等の家が見つかりました。交通の便、買い物のしやすさ、広さ・収納などの点に関しては、最初の家より上。すっかり今ではお馴染みとなった動物園にも近いというオマケつき。前向きに考えています。

ただ、一番悩ましいのが、Nの幼稚園のこと。現在は、夫の会社の近くの幼稚園ですが、引越し後は出来ればその家の属する地区の幼稚園に変更させたいと思っています。送迎時間の短縮だけでなく、Nにとって友達が近所にいた方がいいですからね。移るはずだった家の近くの幼稚園は、一番印象がよく、ぜひ通わせたいと思って申し込みは済ませていたのですが、9月から入園できるという通知が届いたばかり。そして、今回見つけた家の近くの幼稚園にも赴き申し込みをしたところ、長いWaitingListがあるのでいつ入園できるかは未定とのこと。引越しの難しさがこんなところに現れてしまいました。

そうこうしている間、最初確定していた家から連絡があり、また貸し出せるかもしれないとのこと。なんだか振り回されてばかりです。家が決まらないことには、それに付随する幼稚園のことや、休暇の予定なども決まらないですからねぇ。。。これから先、またどんでん返しがあるのかもしれませんが、とりあえず今は、仮の住まいとはいえ、ひとつ屋根の下で家族が楽しくやっていくことに注力しましょう。

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のんびりサーカス

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週末は、何かと出かけたがる夫。(仕事の他、引越し後のゴタゴタ、車のタイヤ故障の
後始末などなどやることは山積みなのですけれどね。。。)
どこかで看板広告を見かけたらしく、「サーカスが来ているらしいよ。行こう。」との
一言にそそのかされる我が家。

徒歩でも行ける距離に、ありましたありました。ZirkusBelli(ベリ・サーカス)です。
開始時間までは動物たち(といっても、馬とラマのみ)にワラを与えることが出来たり、
やけにのんびりとしたローカルな雰囲気です。

 

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内容も綱渡り、フラループ、ブランコ、馬の曲芸、、、といったベーシックな内容。
でも、逆に、素人っぽさがハラハラドキドキ感を生み、親しみさえ感じたり。
最前列で見れたNもとても喜んでいました。

 

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最後には、ZirkusNockの時と同様、ポニー乗りに挙手するN。
ちゃんとした鞍もないのですが、たてがみにつかまる姿がキマっていました。
たのもしいね、N。さすがバーゼルの牧場の近くで育っただけあります。

プラカードにはライオンだか象の絵が描かれていたそうで、思いっきり看板に偽りありの、
小規模なサーカスに、夫は苦笑いをしていましたが、娘レベルではとても楽しめた模様。

 

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ご近所のムットー君にも会えました。
ニュルンベルクに引っ越して一ヶ月。偶然とはいえ、出先で、「やあ」と
知っている人に会えるようになるのも、嬉しいこと。

 

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帰りは、近くのカフェで。値段がスイスの半分ないし3割り引きというところも
嬉しいです。ニュルンベルクが好きになりはじめました。

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いよいよ幼稚園

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ふとした拍子に思い出すのか、「〇〇に会いたい」と、いまだにこぼす娘。
友達が早くできるといいなぁと思う今日この頃、待ちに待った幼稚園がはじまりました。
ドイツの幼稚園は、満3歳から小学校入学年齢までの子が入れます。
ただ、私たちのように途中入園の場合、空きが出るまで一年近く待つこともあり、
申し込みから2ヶ月後に入れることになったのは、ラッキーなケースのようです。

初日。クラスメートたちはNの名前を呼びながら、周りに集まってきます。
親しげに話しかけたり、注意事項(教室内で走っちゃいけない、等々)を教えてくれたり。
Nの腕をとって「こっちにおいでよ」と連れていこうとしたり。
好奇心むき出しにして寄ってくる子供たちの、遠慮のない面倒見のよさに圧倒されたNは
しばらく私の足にしがみついていました。

友達との関わりあいがあれば、やはり衝突もあるわけで。最初は慣らし保育ということで、
私とともに2時間程過ごしただけですが、その間に3回ほど泣きました。
大泣きではありませんが、「(砂で)ケーキを作ったのに、誰かが壊しちゃったー」
「誰かが背中をひっかいたー」などなど。よく見ていると、マイペースなNは一人で
遊びたいのに、周りが放っておかず、泣いてしまうというパターン。
この日は私の傍に居たので、余計に甘えモードだったようですが、そんなNに対して
「もっと頑張ろう」「友達と仲良くやろう」と発破をかけてしまいました。

親として、せっかく幼稚園に入ったのだから、仲良く遊んで欲しい、
ちょっとのことで泣かない強い子になって欲しい、持ち前のひょうきんで明るく
積極的な面も発揮してしてほしい、という思いから言ってしまったのですが、
なにせ初日なので、もっとNの気持ちをくんであげればよかったと反省。。。
マイペースで、ありのままの自分でやっていけばいいんだよ言ってあげられる
おおらかな母でありたいものです。私自身がどっしりと気長に構えていないと
子供にも伝わり、余計に緊張させてしまいますしね。

先生とも相談した結果、しばらくは午前中3時間程度にして、様子をみながら
徐々に延長していくことになりました。
しばらくは、娘の園での様子が気になってしまいそうですが、きっと大丈夫でしょう。
Nの手をひっぱって車遊びに誘う男の子に対して、「私は車では遊びたくない。
砂遊びがしたい」とはっきりドイツ語で応えられていた場面もありましたし。
きっと大丈夫。

マイペースでありながら少しデリケートで神経質な面もあるN。
もまれて、鍛えられそうな予感です。友達と遊んだり、ぶつかったり、言葉の難しさに
直面したり色々あると思いますが、とにかく、楽しく元気に過ごして欲しいと思います。

 

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お昼のメニューです。ドイツらしく、ポテトグラタン、ピクルス、ミルヒライスなどが登場しています。
ホットドッグやピザがないだけマシなのかもしれませんが、日本の給食は改めてすばらしいなぁという感想。

 

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翌日は公園へ。(毎週金曜日は外遊びです。)日本のように、お絵かきや運動といった時間割りが
組まれている訳ではなく、一人ひとりの主体性を大事にし、自由な時間の中で、遊んだり散歩をしながら
数や言葉を覚えるという感じです。

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