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親子喧嘩

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やってしまいました、義父との喧嘩。

 

先週から義理の両親が遊びに来ているのですが、先日のキッチンでの出来事。やたらと鼻がいい義父が、「魚くさい。」と唐突に言うのです。これまでは、鼻がいいことを誇示したい義父に苦笑いしてしまったり、「お義父さんは新鮮な魚を食べたことがないからだわ。」と冗談めかして揶揄してみたり、少なくとも「あー、まただ」と思っても聞き流すことが出来ていたのですが、今回はなぜかカチンと頭にきてしまったんですよね。「いい加減、失礼な」と思って、かなりアグレッシブに反論してしまいました。「もうキッチンに入ってこないで」「私のやり方に口出ししないで」と余計なことまで言ってしまった始末。

義父は、あくまでも、「事実を述べた」だけであって、「悪意はなかった」そうですが、その口論の真っただ中には、それがちっとも理解できませんでした。でも、今、冷静になってみると、これだけ力になってくれている義父に対して、ひとつの言動を取り上げてギャーギャーわめきたてた私も大人げなかったし、同じ事を伝えるにしても、もうちょっと違った言い方があったのではと反省しています。

そこで、こうもカッカしてしまった心理・背景をちょっと考えてみました。

 私は魚がよく登場する日本の食卓に誇りを持っているので、日本食を、しいては日本文化を侮辱されたかのような気になった。
 ドイツではなかなか手に入らない新鮮な魚を普段は我慢している状況を、義父には分かってもらえないであろう寂しさも感じて。
 義父は食に関しては非常に保守的なので、あえて義両親の滞在中には無難な物を作ろうと思って努力しているのに、その努力が無駄になっている悲しさ。
 魚を料理していないのに「魚臭い」とは、「キッチンを綺麗に」ということかと勝手に意訳し、あたかも責められているように解釈してしまった。
 「相手に失礼にないように」「相手に気を使って」といった日本人気質が理解できない義父に腹を立てた。(そして、他人がどう言おうとも自分は動じないという強さが無い自分に対しても。)
 その日の午後、北海水産のお魚を友人宅でピックアップする予定があったので、余計に。
 誰もが「好き」「嫌い」があって当然だが、「親しき仲にも礼儀あり」で、相手の食べ物を悪く言うのはルール違反だという妙な正義感が働いて。

こんなところでしょうか。こう書き出してみると、相当バカバカしく思えてきました。(ということで、このエントリーはデリる可能性大。)

義母も、普段から「チーズ臭い。」「ラップして。」「換気扇まわして。」と言われているそうで、私が義父に言い分を伝えたことは良かったとは言ってくれましたが、私自身、感情をコントロールできなかった事に関しては、まだまだ未熟だなぁと猛省。

義父は、「もう今後は言わない」と言ってくれたことだし、私の方からも言い方について謝り、この件は一件落着しています。義両親との精神的な距離がお互いに近くなったからこそ、こういった言い合いが出来るんだとも思いますし、まだ後味の悪い感覚は残っているにしても、時間が解決してくれるだろうと思っているところです。

ふと思い出した一冊。ヨルダン国・ラーニア王妃の実話に基づく、 「ふたりのサンドウィッチ」。 食の違い、文化の違いを認めることの大事さが描かれています。

 

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コメント

あららら。。。やっちゃいましたか・・・・。魚のにおいに敏感なPさんに「・・・くさい」と言われて過敏に反撃したハイジさん。喧嘩の後の7つの自己分析は、どれも頷けるものばかり・・・。でもね、気まずい空気は早く換気したほうが好いのです。改善策を話し合い、お互い言い過ぎたことを謝って解決したようで安心しました。それにしても義母のSさん、ハイジさんの言い分を「よし!」と認めてくれるなんて、やっぱり素敵なお母さんです。でもPさんとハイジさんの関係、「喧嘩するほど仲が良い」って本当だなって思います。お二人が帰る前に、この日本のことわざ、話題にするのも一案?スイスにはあるのかな~って。

投稿: papaya | 2011年7月26日 (火) 01時18分

papayaさん、今日は息抜きに一人でミュンヘンまで行ってきました。日本人の方が働いている美容室で髪を切ってもらって気分もさっぱり。天気もよく、買い物通りをブラブラして、良い気分転換になりました。そんな贅沢な事が可能なのは、もちろん、義理の両親がいてくれるおかげ。義父は、Nの幼稚園の送り迎え、買い物、芝刈り、ゴミだしまでしてくれていて。本当に有難いです。
義母も本当に優しくて寛大な人です。「だから男性は困るね」「女性が賢くならなくちゃ」みたいな話が出来ちゃうんですから、最高の姑ですね。
人はみな欠点を持っているけれど、もっと全体像を見なくちゃいけませんね。自分のスタイルを崩さない義父だけど、いつも家族のためを思ってサポートしてくれていることは間違いなし。肝に銘じます。

投稿: ハイジ | 2011年7月26日 (火) 22時44分

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