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義父の置き土産

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雪の積もった週末に、義父はスイスに帰っていきました。

  

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2週間もの間、義父は文句ひとつ言わずに、子供たちの面倒をよくみてくれました。義父が子供たちのために尽くしてくれた時間を思うと、その恩恵は筆舌に尽くしがたいものがあります。

  

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ただ、滞在中一回だけ、義父と意見衝突がありました。義父の、「物や刺激にあふれた現代の子供は可愛そう。年齢に見合った環境を与えるべき」という考えに、私が疑問符をつけたことに始まりました。義父によると、「Nに負担がかかり過ぎているのではないか、ひらがななど書く練習や計算は5歳のNには早すぎるのではないか。『長靴下のピッピ』の本も年齢に見合っていない。習い事も多すぎる。」とのこと。私は、Nが自分から100まで数えたがったり、「10+10+10は30だよね。」あるいは「一日は何時間?12を二回だよね?」などと質問してきたり、「準備ワーク(ベネッセの教材)をやろう」と意欲的だったりするので、進んでやる場合には、どんどんサポートしてあげたいと反論しました。夫が読む『ピッピ』の本もNは大好きで、大笑いしながら、もっと読んでとせがむのに、年齢相当かどうか決めつけてしまうのは、本人の意欲や吸収力を奪うことにならないか、というのは私の弁。まぁ、義父の時代と違いますからね。携帯もPCもTVも無く、習い事もそれほど一般的に広まっておらず、子供は幼稚園・学校の後は友達と外で遊ぶ、というのが当たり前だった義父の時代は、ある意味平和で、まさに古き良き時代だったのかもしれません。

  

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結局、この議論は平行線で終わりましたが、後味はそれほど悪くありません。色々な意見は大歓迎ですし、義父が自分を批判しているのではなく、あくまでもNのために良かれと思って言っているということがよく分かっているので、お互いに平常心で意見をたたかわせました。

  

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その義父は、最後の最後まで、子供たちと遊んでくれました。お庭で雪だるまつくり。

  

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ここ2週間は、義父がLを連れてお買い物によく行ってくれましたが、今日からまたLと私で。Lのお買いものの時のマナーが良くなっているので、ビックリでした。ちゃんと大人しくカートに座っているんですから。これも義父のおかげだと再び有難味を感じました。

   

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置き土産でもある雪だるま。どこかしら淋しげかも。。。

  

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「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

要は、このお庭の雪だるまつくりのように
自然の中から遊び学ぶものがあるということを、伝えたかったのかもしれませんね。
子供と一緒のBeing 子供と一緒にDoing なかなかできることじゃありません。

嫁舅の仲で子育ての意見を言い合うって、これもなかなかできるものじゃありません。

どちらも素晴らしい置き土産です。

投稿: papaya | 2012年1月31日 (火) 14時21分

papayaさん、そうですね、義父は率先して子供たちと一緒に遊んでくれました。その姿を見ていると、何で遊ぶかより、どう遊ぶかが大事であって、高い玩具はいらないんだなぁって思わされます。まさに「物より思い出」ですね。
子供たちは、義父がいる生活にすっかり定着したようで、義父が帰った後はしばらく、パパパは?としきりに聞いていました。

投稿: ハイジ | 2012年2月 3日 (金) 13時19分

ハイジさん、ご無沙汰しています。
お義父さんとの率直なディスカッション、うらやましく読ませていただきました。
次男坊の嫁ちゃんを、わが娘と思おうと心に決めて迎えたのですがなかなかそうはいきません。
子育てに関して、彼女自身の生育からくるトラウマが後を引いているようで、客観的にはなかなか受け入れがたい子供達への接し方です。そう感じつつ、指摘したら彼女が壊れる・・・我慢の日々です。
でも、ほんの少しづつ変わっている…。それが救いです。孫はどちらもお利口さん、そうした母との付き合い方をしっかり会得しているような気がします。

次男の子である3年生がまたちゃっかりお泊りで、じいちゃんの場所を占領しして寝ています。
休みごとに来てくれるのはうれしいけれど、自分の家が一番でない様子に少々心が痛む、複雑な日々です。

お義父さんと良い関係を作っていらっしゃるハイジさんに学ばせていただき、また努力しましょう。

投稿: すーさん | 2012年2月 4日 (土) 17時01分

すーさん、ご無沙汰しています。私からすれば、すーさんは大変心が広く、寛大で、前向きで、良い意味で大雑把で(←失礼でごめんなさい!ちょうど良い表現が思いつきませんでした。でも、この資質は、すごく大事なことだと思っています。)、お嫁さんにとっても、理想のお義母さんなのではないかしら、と思っています。

彼女自身の生育からくるトラウマとのことですが、一度、彼女ご本人が、それと向き合う必要があるのかもしれませんね。私も過去には、カウンセリングの力を借りて、過去と対峙したことがあります。認めたくないことを認めたりするのは、辛いですけどね。でも、自分の心の奥底でくすぶっていた感情や記憶を一度さらけ出すと、スーッと楽になり、完全とは言えないまでも、過去を断ち切って前を向こう、という気持ちになれるかもしれません。

3年生のお孫さん、おじいちゃんのお布団にもぐりこんでとは、可愛いですね。そういう甘えられる場所があることは、幸せです。

すーさん、どうされているかな、と思っていました。嬉しかったです。そちらもきっと寒いのでしょう。どうぞご自愛くださいね。

投稿: ハイジ | 2012年2月 5日 (日) 22時39分

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