« 通信教育事情 | トップページ | 日本にタイムスリップ »

滑り出し順調

Nl_2
今週になって、少しずつ不安もほどけてきました。

 

L
Lは、驚くことに、最近になって「幼稚園、好き。」「幼稚園、楽しい。」とさえ言うように。数日前にいたっては、Lは迎えに行った私の姿を見ると、ニヤリと笑って、逃げる逃げる。これまでは、もう待ってましたとばかりに「ママー!」と走り寄ってきたんですけどね。もっと幼稚園にいたいという気持ちが芽生えたのとともに、ふざける余裕も出てきたようで。送り届けるときも、泣かなくなりました。先生に抱っこされる必要もなくなり、窓越しで元気にバイバイしてくれます。ただ、Lのちょっかい癖が気になっている私は、先生にそのことを尋ねると、確かにクラスの友達をつついたり、サンドウィッチをこすりつけたり(!)することはあるけれど、そのうち分別がつくようになるでしょう、とさらりと言われました。

 

Nl2
ドイツ語も、少しずつ増えてきました。パパとはドイツ語、ママとは日本語、という使い分けも理解し始めているようです。とは言え、まだ日本語優勢なので、パパに対して「抱っこmachen(抱っこして)」などと、ドイツ語と日本語が混ざる発言が増えてきています。姉弟の会話はまだ日本語。 

 

Tisch
Nの方ですが、ぼちぼちと学校での様子を語ってくれています。「トイレの場所が分からなくて困った。」など、まだ勝手が分からずに週の前半は右往左往している様子も伝わってきましたが、最近は、クラスの友達の名前がちょこちょこと出てきたりしています。その他、「宿題も出たけど、もうやっちゃった。簡単過ぎるよ。」「体育の授業があったけれど、鬼ごっこみたいなことをして遊んだ。」「休み時間はCちゃん(幼稚園の時の友達)と遊んだの。」「今日の休み時間は一人でドングリを集めてた。」「カッコいい子が5人もいるよ。」などなど。まだ幼稚園の時のような「居場所」は見つけていないにしても、「思っていたより楽しい。」「幼稚園より楽しい。」という言葉を聞けてホッと胸をなでおろしています。

 

Stundenplan
時間割りも配布されました。とは言え、確定という訳ではなく、来週試験的に試してみましょう、とのことです。GUというのは、Grund Unterrichtのことで、いわゆる基礎科目にあたるドイツ語と算数と生活科のこと。GUは担任の先生が受け持ち、どの科目をどう行うかなどは、先生に一任されているそうです。WTGというのはWerken Textiles Gestaltenの略で、技術家庭科、REL/ETHというのは、宗教・倫理学のことで、別の先生が指導します。

Nの小学校は7:45から戸が開き、入室可能。授業は8:00から始まります。授業は45分間、そして休憩は20分が一回、10分が一回です。4時限のときは、11:20に、5時限のときは、12:15に学校が終了します。

 

Hort
その後は学童保育所に移動し(学校が提携している学童保育所は全部で3箇所ありますが、Nは学校から比較的近い場所に行けることになりました。)、昼食、そして、宿題などをみてもらいます。宿題をみてもらうといっても、正確には監督してもらうだけなので、見直しなどは、帰宅後親がフォローする必要があります。学童保育所には、幼稚園からの友達もいたり、こじんまりとした庭に、よじ登る遊具があったりするので、Nはとても気に入っているようです。

 

Hausaufgaben
宿題は、今のところ、簡単なプリントが毎日一枚。「M」というアルファベットあるいは「2」という数字をひたすら書いたり、色をぬったりするだけです。基礎が大事とはいえ、お遊びメインのゆっくりペースには、楽勝だと喜びたくなるより、今後急激に難しくなる前の嵐の前の静けさかと用心深くなったりもしています。昨年は、ある一年生のクラスでは、二人も留年させられそうです。

 

 

Buch1

Elternabend(保護者会)も既に行われました。19時から、それぞれの教室で行われたのですが、保護者全員(そのうち、夫婦で参加している人達も5組ほど)が参加していました。複式授業の進め方、時間割りや宿題について、今後の予定、役員選び、など話は多岐に渡りましたが、先生が効率よく、冗談も交えながら、進めてくれました。役員選びの方法も効率的。「押し付け」「根回し」とは程遠く、ささっと立候補者が数人進み出て、和気藹々と決めるやり方は、潔く、明快簡潔でした。親の連絡先一覧も作成しましたが、今後、子供たちの遠足に同行したり、親同士でStammtischと言うお茶会を開くこともあるそうです。ドイツ語の輪の中に入るのは、まだまだシンドイのですが、親同士の連携も大事ですからね。

 

 
Lesen
初めて文字(アルファベット)を学ぶことの難しさを親にも認識させるべく、象形文字を使って自分の名前を書いてみる、といったプリントも配布されました。

先生の話により、複式学級への不安は、割りかし払拭されました。利点としては、二年生の子が一年生の子に手助けをしたり、相互にいい影響があるとのこと。ドイツ語の授業では、例えば、二年生には文全体を読ませ、一年生には同じ文の中の「M」の字だけを認識させたり、算数においては、一年生には簡単な計算を、二年生には桁を増やした計算をさせたりするそうです。出来る子はどんどん先まで学べる自由が与えられるとも言えそうですが、先生の目が行き届くことが鍵になってくるのかと。先生が言うには、二年生は一年生に追いつかれまいと頑張り、一年生は二年生に追いつこうと頑張るそうです。三年生以降は、複式は無いのですが、二年生で複式学級にいた子が三年生に上がるときも、全く問題が無い、とそのベテラン教師は話してくれました。

 

N

友達との交換日記に、「わたしはがっこうがはじまってうれしいです!1ねんせいになったからすんごくうれしいです。」とありました。(覗いちゃって、ごめんねー。)

実際、Nの話を聞くと、隣に座っている二年生のN君が、宿題の置き場所を教えてくれたり、名前を書く箇所を教えてくれたり、あれこれ世話を焼いてくれるとか。「自分のことはちゃんとやらないのに、だよ。」と口をとがらせて言うNですが、まんざらではないという感じです。

 

Jogging1_2
それにしても、午前中の時間がパックリ空くはずだったのですが、これがなかなか。。。野暮用多過ぎです。学校絡みの件で、クラスの写真を引き取りに行ったり、不足している文房具を買いに行ったり、教科書にカバーをかけたり(こちらでは、基本的には教科書は借りている物で、汚したりしたら買い取らねばならない仕組みになっています。)まだ全然落ち着きませんねぇ。なんとか一回だけジョギングにこぎつけました。日々のゴタゴタをこの時ばかりは頭の隅に押しやって走るのですが、それはもう気持ちがいいものです。

 

Woerdersee

|

« 通信教育事情 | トップページ | 日本にタイムスリップ »

「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

「育児」カテゴリの記事

コメント

保護者会、お疲れ様でした。
ドイツでも、やっぱり役員なるものがあるのですね!各学校によって多少の違いがありますが、うちの子の通う学校は子供一人につき一回やらなくてはいけません(うちだと三回です)低学年でやってしまった方が楽なので、役員決めは早い者勝ち!わたしも、幼稚園・小学校とやってきましたが、大変な面もあるけれど、学校へ行く機会が多いので内側から学校の様子が見えたりして(先生の意外な良い一面だったり、参観日と違う普段の様子がみれたり)案外楽しかったです。

そういえば、ドイツは日本と違って、学校が終わるのがはやいんでしたね。
早いと、寂しいなんて感傷にひたるひまがないですね。
うちは、7時~16時くらいまで一人なので慣れるまで寂しかったですよ。

Lくんも、すっかり慣れたようでハイジさんも一安心ですね♪笑ってはいけませんが「サンドウィッチをこすりつけたり」想像して笑ってしまいました。かわいい♡

投稿: mihoko | 2012年9月25日 (火) 00時57分

ドイツ語のイロハをこんな風に覚えていくのですね。カチカチになったアタマには到底無理とおもうのですが、新しい言葉を覚えるって、凄いことですね。

L君やNちゃんの順調な滑り出しをきいて
なんだかこちらまで嬉しくなりました。

ハイジさんも、少しずつ自分の時間を楽しんでいってくださいね。

投稿: papaya | 2012年9月25日 (火) 10時29分

Nちゃん、L君、入園入学おめでとー!
2人とも素晴らしいスタートですね。
Nちゃんは机に向かうことも既にちゃんとできるしお利口さんなので、安心ですね(^^)
うちの2年生の息子君は、机に向かってもすぐ気が散って空想の世界に行ってしまうので、宿題だけでも時間がかかって大変で・・・。
日々格闘です。

ママも慣れるまで大変だと思いますが、学校生活を楽しんでねー(^_-)

投稿: masakok | 2012年9月26日 (水) 02時07分

mihokoさん、子供一人につき一回役員とは、大忙しですね。日本の幼稚園に体験入園したときに、たまたま役員決めの際、私もその場に居合わせたのですが、なかなかややこしそうでしたね。「芋ほり」や「バザー」など色々な種類の役員があり、それらは比較的スムーズに決まっていきましたが、やはり「会長」を決める時には時間がかかっていました。「働いているから」「小さい子がいるから」といった理由で辞退する方も結構いましたし。こちらの役員はクラスに二人。日本と比べるとこちらは行事も少ないですし、何事も自己責任の風潮なので、役員の仕事は少ないとは思うのですが、やはり過去に役員をやった人によると、メールでの連絡など調整が大変だとか。でも、mihokoさんのように、前向きに考えれば、たしかに学校との距離が近くなるチャンスなのかもしれませんね。あー、とはいえ、私のドイツ語を顧みると、無理かな。。。

Nは、最近は休み時間は同じクラスの子たちと砂場で遊んでいるようですし、Lは迎えに行くと、「まだいたーい。ママ、さき(に)かえっていいよ。」などと駄々をこねます。順調ってことでしょうね。

投稿: ハイジ | 2012年9月27日 (木) 21時34分

papayaさん、ドイツ語のイロハですが、ゆっくりペースで学んでいます。相変わらず大きく、「i」という字をひたすら書き綴っています。Nはアルファベットは既に知っていましたし、書けもしましたが、ただ、最近になって、ドイツ語の言葉・文章を読むコツをなんとなくつかめてきたようです。興味がわいたのでしょうね。

そうそう、保護者会の日に、親あての手紙の中に、「字を読むことの難しさ」について書かれた紙がありました。(のちほど、アップしてみます。)形象文字のような未知の文字を使っての読み・書きを試させるのですが、これがとても難しい。。。まだアルファベットを知らない子供にとってのチャレンジがいかほどなものかということを実感し、理解を示しましょう、といった内容です。

投稿: ハイジ | 2012年9月27日 (木) 21時37分

masakokさん、どうもありがとうございます!NもLも、いい先生がた、いいクラスに恵まれて、本当に良かったね、と夫と言い合っていますが、きっと、これからが勝負。色々な問題にぶつかったりすることも出てくるのでしょうね。もしかして、まだ悩みも小さい今のうちが華なのかもしれません。Nの方は、毎日宿題のプリント(お遊び程度ですが)や、連絡事項の書かれた紙(図書館の申し込み書だとか役員会議に関することだとか)をもらってきて、それだけでも、幼稚園の時にはなかった緊張感が生まれます。

K君も空想の世界に行っちゃうんですね。ちょっと嬉しいかも。Nも隙あらばどっかに行っちゃいます。(^^;) 本題とは関係ない話をはじめたり、Lの動向が気になっちゃうことも多々。机の上だけが勉強の世界ではないとわかっていながらも、やっぱり習慣付けって大事だと思うので、しばらくはお目付け役になるしかないかなー、と。まだこの年齢では一人で全部出来ることを期待してはいけない、親のフォローが大事です、と保護者会でも言われましたが、自主性が育つように、勉強が好きな子になるようにフォローするのって、難しいなぁと思います。ホント、日々格闘ですね。

投稿: ハイジ | 2012年9月27日 (木) 21時40分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/252447/47188065

この記事へのトラックバック一覧です: 滑り出し順調:

« 通信教育事情 | トップページ | 日本にタイムスリップ »