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クリスマス

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恒例のごとく。

 

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クリスマスイブは、家族が義姉の家に集まり、クリスマスディナーを囲みます。クリスマスツリーに本物のキャンドルを灯し、"Alle Jahre Wieder""Jingle Bell""O Tannenbaum""Stille Nacht"などの歌を皆で歌い、甥っ子によるギターの演奏(クラリネット専門で、ドラムもこなし、4か月前からはさらにギターを習い始め、"Study in A Minor"を弾きこなしてしまうなんて、どれだけ音楽的才能があるのでしょう。)もあり、プレゼント交換、そしてフォンデューシノワーズを囲むという流れはほぼ毎年変わらず。
 
 
 
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Lも可愛がってもらい、とても和やかな時間だったのですが、残念なことが一つ。この日の午後からNが嘔吐と胃の痛みでダウン。私の症状と同じなので、変な菌がうつってしまったのでしょう。。。それでも、クリスマスディナーには行きたいと言うので、車で10分の義姉宅でも看病が出来る体制だというので、連れていくことに。義姉宅では、ベッドで横になるより、ソファでみんなの声を聞きながら横たわっている方を選んだN。「クリスマスなのに。」と本人も悔しそうでした。
 
そんなNですが、少し回復していた時に、学校でも暗唱した「Christkind(クリストキントと読み、天使の子、幼児キリストという意味。)」という詩を披露してくれました。少しここに載せてみます。
 
Christkind von Anna Ritter
   
Denkt euch, ich habe das Christkind gesehen!
Es kam aus dem Walde, das Mützchen voll Schnee,
mit rotgefrorenem Näschen.
Die kleinen Hände taten ihm weh,
denn es trug einen Sack, der war gar schwer,
schleppte und polterte hinter ihm her.

Was drin war, möchtet ihr wißen?
Ihre Naseweise, ihr Schelmenpack -
denkt ihr, er wäre offen der Sack?
Zugebunden bis oben hin!
Doch war gewiß etwas Schönes drin!
Es roch so nach Äpfeln und Nüßen!

(訳:ねえねえ、想像できる?私はクリストキントを見たのよ。森からやってきて、帽子は雪まみれ、鼻は真っ赤に凍ってるの。小さい手は痛いんだって。なぜって、重たい袋を引きずっていたんだもの。でね、何が入っていたか知ってる?おばかさんねぇ、袋が空いていたと思うわけ?もちろん袋の上まできっちり結ばれていたに決まっているじゃない。でもね、たしかにいいものが入っていたわよ。だって、リンゴとくるみの匂いがしたもの。)

で、このクリストキントとは、一体全体何者なんだと調べたところ、クリスマスに家々をそっと訪ねて、りんごやみかん、ナッツ類などのプレゼントを置いていってくれるそうです。Wikiによると、16世紀頃、プロテスタント派により、12月6日にプレゼントを運んでくれるニコラウスと区別するために、名づけられました。その後は、19世紀にはカソリック派がクリストキントが受け入れたものの、徐々により世俗的なWeihnachtsmann(いわゆるサンタクロース)により置き換えられてきたという歴史があるそうです。

ともかくアメリカのサンタクロース(コカ・コーラの副産物)とは全く別物です。クリストキントの方は、長い歴史の中で、色々と派生したり変化しながら、主にドイツ・オーストリア・スイスなどで、贈り物を運んでくれる天使のイメージとして、生き続けているようです。

Nは途中、「クリストキントは来ないねぇ。」とポロリとつぶやいていましたが、それに対し、義姉は、「それはね、心で感じるものなのよ。」と。 目では見えないけれど、心で感じる幸せ、これこそクリスマスの最大のプレゼントなのかなぁ、と思ったり。

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コメント

ご家族の方と素敵な時間を過ごされているようですね。私達も明日から岡山と大阪の実家に行ってきます。

来年の抱負はまだ検討中です(笑)最近体力だけでなく思考や決断力の低下も感じますが、目に見えない大切なものはUPしているように思います。

人との絆や愛情、生命の尊さ、希望・・それに忍耐!目に見えない大切なものすべて子供から教えてもらっています。来年もどんどんUPしそうです!    

日本ではノロウイルスが大流行中です。Lちゃん早く回復するといいですね。
来年もブログ楽しみにしています。良いお年を

投稿: YELLO | 2012年12月27日 (木) 04時25分

YELLOさん、たしかに、目に見えない大切なものが歳とともに、はっきりしてきたようにも思います。これまで紆余曲折もあったけれど段々と大事なものが研ぎ澄まされてきたというか。でも、時々、自分の心の余裕をなくして、ぐらつくことはあるんですよね。。。なので、私の場合、もっと自分の気持ち、よりどころをゆるぎないものにしていきたいと思っています。

それでは、ノロウィルスや風邪にはくれぐれもお気をつけて、ご実家でどうぞ楽しい休暇を、そして、どうぞ良いお年をお迎えください。

投稿: ハイジ | 2012年12月28日 (金) 00時04分

Nちゃが朗読した詩の内容、日本語に訳してくれてあるのでよく分かりました。
クリストキントの姿を想像すると太ったコーラのサンタクロースとはだいぶちがいますね。ナッツに林檎にみかんなどプレゼントも堅実。
詩の朗読って欧米では子供の頃から当たり前に教えられるのでしょうか。この詩は、聞き手と会話をするように詠むのできっと難しかったでしょう。
顔を上げて笑みを浮かべて堂々と発表できた成果を、再び家族集まってのクリスマス会で披露できてよかったですね。今はすっかり元気になった?

投稿: papaya | 2013年1月 6日 (日) 23時57分

papayaさん、この詩を初めて聞いた夫は、クリストキントとサンタを混同していると全然乗り気でなかったのに加え、仕事も忙しく、朗読の練習は私と一緒にやりました。おかげで、私もすっかり暗唱できるようになりましたよ。
詩の朗読や、歌、寸劇などは、授業にもよく取り入れられているようです。(高学年になると、また違うのかもしれませんが。)言葉のリズムを楽しんだり、「真似して学ぶ」という旨趣もあるのかもしれませんね。
今日からまた学校がスタートし、冬休み中の出来事を発表したそうですが、クリスマスの日に風邪をひいたこと、その風邪をGrosspapiにもうつしてしまったことなども話したそうです。

投稿: ハイジ | 2013年1月 7日 (月) 20時48分

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