誕生

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11月16日、夕方、無事に男の子を出産しました。母子ともに、元気です。

朝8時半、夫と娘とともに37週の検診に行ったところ、子宮口が既に開いているとのこと、急遽その日に帝王切開の手術することが決まりました。多少手術予定日が早まることはありうると思っていましたが、こんなに早くなるとは、まったくもって想定外。 
いったん自宅に帰り、入院するための荷造りを開始です。わずか3時間足らずの間に、荷造りをして、家族にも連絡を入れ、洗濯機もまわし、お昼のスパゲッティーを二人分(私は手術なので、食事制限)用意して食べさせました。腹を決めると、案外、落ち着けるものですね。(というか、あまりにも急で実感がわかないというか。。。)

息子は、やや早かったこともあり、2440g、46cmと小さく産まれました。泣き声も小さく可愛いもので、指も足もいたいけなほど細く、体重も不安になるほど軽くて。まだ脂肪も少なく寒さに弱いということで、かなり厚着させられています。なんせ毛糸の帽子まで被らされていますからね。

でも、小さいながらに、お腹から早く出ようという強い意思を持っていた子だけあって、おっぱいを吸う力もたくましいこと!おかげさまで、子宮がキューっと収縮していくのが分かるほど回復も早く、母乳もたくさん出ています。しっかり飲んで、しっかり寝て、、、というリズムが既に出来上がっている小さい息子。おかげさまで、私は眺めの良い静かな病室で、ボリュームのある食事を摂り、うたた寝をしたり、息子の寝顔を眺めながらハーブティーをすすっています。おっぱいを飲んでもらうことによって出るプロラクチンとオキシトシン効果(別名、愛情ホルモン?)で、まったりと幸せな気分を味わっています。

息子は、見たところ、Nととてもよく似ていますが、性格的なものは、またちょっと違う気もします。男の子のお母さんはより母性本能をくすぐられる、と聞いたことがありますが、どうなのでしょうね。彼のこと、ここでは、名前の頭文字からLと呼ぶことにします。

術後の経過が良いので、明日、出産6日目にして、退院予定です。来週からは、Nのペースをなるべく崩さないように配慮する一方で、自分の体力も過信せず、スローペースで四人家族の生活をスタートさせていこうと思っています。生活ペースが軌道に乗ったら、出産のことやNの様子などもゆっくり更新していきます。見守ってくださっているみなさん、ありがとうございました。感謝の思いを込めて。

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ダウン、そして復活

兆候が表れたのは月曜日朝の4時頃。
「お腹がいたいよー。」と私の枕元に来てベソをかくN。私は嫌な予感を感じつつ、
二人でうだうだと眠れない時間を過ごしました。そして、Nは朝食後には派手に嘔吐。

ちょうどその日の朝、近くの小児科でインフルエンザの予防接種を受ける予定が
入っていたので、先生に症状を診てもらったところ、胃腸風邪とのこと。
熱は無いものの、体重も12.4kgに落ちて、弱りきった様子。
ただでさえ具合が悪いのに、太ももに季節性インフルエンザの注射も打たれて
泣きっ面にハチ状態。。。。

でも、Itinerol B6(嘔吐を止めるための座薬)と、Perenterol(食事にふりかける
パウダータイプの整腸剤)の効果か、翌日には嘔吐はすっかり収まり、食欲も上昇、
(専らおかゆ。普段、Nの好きな牛乳や乳製品は先生の指示通り控えて。)
お通じも元に戻ってきました。
約一年間、大きな病・風邪とは無縁だったNなので、久々の弱りきった甘えっ子振りに
初日は戸惑ったものの、回復が早くて助かりました。体力がついてきたのかな、
それとも、パパ不在で臨月のママを労わってくれたのかな?

さて、インフルエンザの予防接種ですが、小児科および産婦人科の先生と相談した結果、
我が家は自分が妊婦であることに加え、12月からは新生児を迎えること等を鑑み、
3人全員、季節性インフルエンザの予防接種を打ってもらいました。

新型インフルエンザの予防接種についても、夫は出張先のドイツですでに受診済み。
私は来週の検診にて確認予定、Nも第1回目は接種済み(9歳以下の子供は、
2回に分けて接種
するそうです。)、2回目は、ワクチンが小児科に届き次第、
連絡をもらうことになっています。

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こんな週末

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ワイワイ友達と賑やかに過ごす時間と家族との静かな時間が折り重なった週末。とても充実していました。

スイスではあまり浸透していないハロウィンですが、アングロ・サクソン系の住民が多いここのアパートは、ハロウィンのメッカとなりました。昨年と比較すると若干賑わいが収まった感がありましたが(景気の影響で本国へ帰った人たちが多いせいか?)、それでもなかなかの盛況振り。土曜日夕方は2時間ほど、ひっきりなしに仮装した子供たちが(時にはお目付け役の親も)我が家にも押しかけてきました。

Nは、昨年同様、ウサギの被り物をして参加。これは、義母も夫も使ったという年代物です。片足ケンケンが出来るようになったNは、しばらくピョンピョン跳ね回って喜んでいましたが、他の女の子達が身にまとっているプリンセスの衣装を見るやいなや、目を点に。いや、ほとんど指をくわえて見ていましたねぇ。来年はプリンセスの衣装を着せてあげたいな。

ハロウィン以外は、今冬初のチーズフォンデューをしたり、カブ提灯作りをしたり(Nがデザイナー、パパは彫刻師)、紅葉狩りに出かけたり、動物園に繰り出したり。そして、ハイライトは、お友達のお誕生日会。キャッキャッとはしゃぎまわるNを横目に親同士の交流がはかれて、楽しい昼下がりとなりました。

明日からは、シュヴァルツヴァルト(黒い森)にあるアパート型ホテルで3泊4日のプチ休暇。親子3人の最後の旅行、スローペースでまったりと楽しんでくる予定です。

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こんにちは、赤ちゃん

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この秋から冬にかけて、私の周りではベビーラッシュです。

出産報告のSMSをいただいて、かりんとちゃん親子と病院にお見舞いに行きました。
9日遅れで産まれたというMちゃんは、すっかりお顔も髪の毛も整った美人ちゃん。
体重も3.6kgだか3.7kgだとか。
でも、実際抱っこしてみたら、軽くて小さくて、心もとないほど。
普段、12.5kgのNを相手しているからでしょうね。
お腹の赤ちゃんもあと一ヶ月ちょっとで産まれますが、新生児というほやほやの命を、
ちゃんと抱っこできるのか、お世話できるのか、とちょっぴり心配になりました。

今回は、病院の方針で、6才以下のお子さんは病室には入れないということで、
大人だけが赤ちゃんと対面してきました。
赤ちゃんのお兄ちゃんは、男嫌いなNが珍しく「面白いから好き~」と慕っているSくん
彼のお兄ちゃん振りが見られるのは、次回の楽しみにとっておきます。

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新しい出会い

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秋風と、落ちゆく葉。人恋しくなる季節。そんな中、新しい出会いがありました。
ブログで知り合い、Thunの方からわざわざ遊びに来てくれた友達のゆこさんです。
たまにこういう素敵な巡り合わせがあるからこそ、人生にメリハリ、彩りが
増すのでしょうね。大事にしたいなぁと思う出会いでした。

ゆこさんの息子さん、シュリくんはNより二ヶ月後の8月生まれ。
といっても、シュリくんの方が一回り大きく、骨格もしっかり。
Nがトイレットペーパーの芯に腕を通せるので、ビックリしていました。
スポーツ好きご一家のハイキングの成果でしょう。
(ハイキング中の目の覚めるような鮮やかな景色はこちら。)

最初は、お昼の食卓で互いの様子を観察・マネッ子しながら、徐々に
Nがお得意のお節介を焼き始めます。「Nちゃんだって野菜食べれるもん。」
「まだ(お皿に)いっぱい残っているよ。『ご馳走様』言ってないよねぇ。」などと、
おしゃまな口調でお姉さんを気取ります。
その後は、初対面とは思えないほど、二人とも張り切って仲良く遊んでおりました。
おかげで、親達も、前々からの友達のように、しょっぱなからタメ口でおしゃべりに
花を咲かすことができました。

  

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ただ、15時ぐらいからは、お昼寝無しのNは疲れてきたのか、
シュリくんの行動に茶々を入れたり、友達が夢中になっている玩具を「貸して」と
言いながら取り上げたり、荒業を仕掛けるのが目立つように。。。
散歩やDVD「ぽにょ」の出番となりましたが、17時には撃沈でした。

お互いに年末からは大仕事が待っているので、しばらくは会えないかも
しれませんが、拡大したファミリーできっとまた会えることを楽しみにして!
再開の暁には、ワインあけようね。

 

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冬支度

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昨日の最高気温は9度。朝から鉛色の空が広がり、冷たい雨がシトシト。
いっきに冬将軍が押し寄せてきた感じです。
近くの花畑のダリアはここ数日間で枯れてしまい、今は菊だけ細々と咲いています。

幸い、先週は秋らしいお天気だったので、外遊びを存分に堪能しました。
森の中を散歩したり、公園に繰り出したり。
ちょっとでも太陽がのぞくと、Nとともに外に飛び出す私は、スイス人化してきたのかな?

今週末も夫が大活躍。私のお腹がはちきれんばかりに大きくなった今、
輪をかけて協力的に家事を手伝ってくれています。Nの面倒もしかり。
昨日は室内プールへNを連れて、今日はSolothurnにある室内遊技場Nilpfi
父娘3組で出かけていきました。

私はその間、一ヶ月半後にはやってくる赤ちゃんのために、Nのお下がりを洗って
準備を整えたり(ピンク色ばかりです。。。^^;)ウォーキングに精を出したり、
雑誌を持ちこんで長いことお風呂に浸かったり。気ままで贅沢な時間を楽しんでいます。
12月に入ると、怒涛のような忙しさになるのだろうし。。。
しばし嵐の前の静けさ(?)を味わっています。

みなさまもお体に気をつけて、楽しい冬支度をして下さいね。

 

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「ちょっとだけ」

20091011_puzzle2 週末の朝、日本からの小包が届きました。Nと同じお誕生日のハルちゃんのママからです。

ハルちゃん直々のお葉書(ママの注釈付)に加えて、携帯できるプリンセスパズルや、辛子明太子入りのお煎餅など。とっても嬉しかったです。どうも有難うございました!

さらには「ちょっとだけ」(瀧村 有子 (著), 鈴木 永子 (イラスト) という絵本。暖かいタッチの絵も魅力的なのですが、何よりも主人公の「なっちゃん」とまもなくお姉ちゃんになるNが重なり、胸を打たれてしまいました。赤ちゃんのお世話で忙しいお母さんの手を煩わせまいと、甘えたいのを我慢したり、自分一人でやってみようと頑張るなっちゃん。それが健気でいじらしくて。。。最後のシーンは涙無しでは読めません。

子供の気持ちは、本当に繊細です。私自身も二人姉妹の姉として、「お姉さんらしくしなきゃ」という気持ちを子供時代ずっと抱いていました。実際は、「寂し20091011_buechleinい」という気持や甘えたいという気持ちを抑え過ぎて空回りしたり、卑屈になっていたこともあります。そのことを思うと、なっちゃんの素直さが胸に響きます。

この絵本のお母さんも素敵です。暖かく見守ることにより、上の子の自立を促しているだけでなく、最後のシーンですっと出てくるセリフから分かるように、上の子の気持ちも上手に理解してあげているんですね。私は忙しいとき、Nに対して「もう三歳なんだからしっかりしてよ。」という気持ちが先走ってしまいがち。。。子供は、「気持ちを理解してもらえる」「受け止めてもらえる」「見守ってもらっている」ということが分かるだけでも、安心感を持つのでしょう。

こんなお母さんを目指したいと思いつつ、素敵な絵本との出会いをつくってくれたはるみみさんに感謝です。いつもどうもありがとう!

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サーカスがくれた夢

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スイスの代表的なサーカスであるCircus Nock(ノックサーカス)を見に行ってきました。 バーゼルメッセの会場に近い、Rosentalという一角に、テントやワゴンが並んでいました。昔ながらのスタイルと雰囲気にどこか懐かしい郷愁を感じつつ、過去へタイムトリップしたような気分にさせられます。

 

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会場内に入ると、目にとまったのがこちらの絵。このノックサーカス団の監督はチャーリー・チャップリンの息子であるユージーン・チャップリン氏なんですね。

 

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公演内容ですが、スイスのCircus Knie(クニーサーカス)と比べると、動物たちの出番が少ないようにも感じましたが、空中ブランコ、ジャグリング、フラフープ、バランスアクトなどアクロバット系の曲芸は見ごたえがありました。演目の間には、ピエロが出てきて、言葉を発することなく、パントマイムと奇妙な発声音だけで、皆を笑わせてくれます。少々くだらないと思えるジョークもありましたが、Nや他の子供たちの笑いのツボはしっかりおさえていたようです。

 

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実は、このサーカスのことはこの本で知りました。夫が子供の時に読んだ本です。Ursula Huber(著)Celestino Piatti(絵)による、アンティーク本。サーカスで働くノック・ファミリーの実際の暮らしぶりが綴られています。次の興行へと向かう道中の様子、出番まで練習や衣装合わせをする模様、テントの中で勉強に励むサーカスの子供たち、一族の台所をまかなう「おかみさん」の姿、、、などなど、言ってみればサーカスの舞台裏が淡々と描かれています。

 

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上記の本はさほど興味を示さなかったNも、実際のサーカスには釘付けでした。(多少、飴玉と、休憩時間のアイスクリームでつったりもしましたが。。。)三歳児にとって二時間という公演時間は長いと思うのですが、途中「わおー!」「こわーい!」などと歓声をあげたり、拍手をしたり、一丁前の観客でした。ちょうどいいご褒美となったのが、公演の後のポニー乗り。同じアリーナでポニー乗りが出来るなんて、子供の心を鷲づかみにしますね。

 

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一週間たった今でも、しっかり記憶に残っているようで、「空中ブランコはすごかったねー。普通に乗るんじゃなくって、ブラブラしてたー。」と熱く語ります。バレリーナになりたいという夢も一段とふくらんだようです。とは言え、時々、絵描きさんにもなりたいとも言うので、小さな乙女心はいろいろと揺らいでいるようですけどね。 (^_^;)

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しばしお別れ

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海外で暮らしていて、事ある度に思うのは、日本人同士の協力や励まし合い、
助け合いがいかに大事かということ。
外国人の友達が身近にいたとしても、やはり気心が知れるというか、
育児の話をするにしても深いところまで理解し合えるのは日本人かな~、と。

米国で過ごした小学生時代、駐在員の家庭ということで、狭い「日本人村」の
大変さも垣間見てきました。上下関係を持ち込み、義理をやたら重んじたり
人の目を気にしたり。。。幸い、ここでは、そういうものとは一切無縁です。

スイスで出会う日本人友達とは、直面する困難が同じだったり、
価値観も似ていたり、すぐに意気投合します。
子供がいるとなおさら。育児という共通項がさらに距離を縮めてくれます。

仲良くしていただいた2家族が、今日、日本に帰国します。
このところ、お別れを惜しんで、子ども会での送別会、
トマトフォンデューランチ、Fuenfschillingのブランチ、などと続いていました。
グループの中で、若くて機動力のあるお二人でしたので、意気消沈しちゃうな。。。
と同時に、今あるここでの生活、人間関係を大事にしなきゃなぁと思います。

沢山の素敵な思い出をありがとう。
そして、またお会い出来る日までどうぞお元気で。

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9年の重み

明日は9年目の結婚記念日。知り合ってからはなんと18年。今、私達がこうして家族として生活を続けているのは、ひとえに彼の包容力と強い信念のおかげだと振り返っています。(相手がこの人でなかったら、続かなかったであろうことは、きっと私達のことを良く知っている家族や親しい友人は頷いてくれるはず。。。)

9年前に結婚式を挙げてからというもの5回引越しをしていますが、なんだかバタバタとしていて、精神的にも混乱期がありました。夫に対し、「なぜ理解してくれていない」「私の存在意義は?」「一生一回の人生だからこそエピキュリアンでいたい」などといった気持ちを抱えていた時期です。思えば、これらは私の幼い我侭であり、自分のエゴに因るものなのでしょう。その時、彼は逃げずに私と向かいあってくれたのですが、彼の忍耐力により、立て直しがはかれました。当時のことは後悔していませんが、今となっては、子供を中心に家族が仲良く生活していけることをつくづく幸せだなぁと身にしみて感じています。まさに子は鎹。人はこれを平凡な幸せと呼ぶのでしょうけれど、守るべきものがあるということは、人を少しだけ強くしてくれるようです。

恋愛感情は、生物学上3年で冷めるといいますが、どこの家庭でも恋愛感情が薄れた(あるいは消えた)後、それに代わる、地味だけど確たる信頼や愛着に似た感情を原動力として家族生活を営んでいくのだと思います。我が家においては、夫婦間の温度差があるものの、夫は出会った当初からずっと変わらず、いや、出会った頃以上に、私や家族のことを一番大事にしてくれています。物事に対し前向きで、家族に対し「怒り」の感情を抱いたことがなく、家事のことで一度も文句を言ったことがない人。私の「育ち」も含めてすべて認めてくれる人。もちろん、語学や文化の壁を感じ、意思疎通の面で難しいと感じたり、夫の鈍感さに辟易する時もありますが、私が彼のことを人生の伴侶に選んだことは、人生最良の決断だったと思います。

ちょっとオノロケ過ぎちゃいました。ま、結婚記念日ということで。オノロケはさておき、今感じているのは、これからも双方の努力が不可欠だということ。恋愛感情で突っ走ることはもう出来ないし、倦怠・諦念・期待・老化・疲れといった厄介なものとも付き合っていかねばなりません。これからも、紆余曲折はあるでしょう。でも、荒波を乗り越えていく覚悟と姿勢を再確認しているところです。

 

20090904_olive1※写真は、前倒しでお祝いディナーに行った時のもの。Nの義両親宅滞在中に、二人でOliveに行ってきました。地中海風の味付けがさわやか。

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