Skyfall

Skyfall
流れに乗ってとうとう観てきました、スカイフォール。

 

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Black Swan

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チューリッヒ滞在中、久々に映画を観ました。ナタリー・ポートマン主演のブラック・スワン。「白鳥の湖」をモチーフとし、バレエ界を舞台に繰り広げられる、心理サスペンスです。

ニーナ(ナタリー・ポートマン)は、バレエにすべてを捧げる完璧主義なバレリーナ。その清楚で純粋無垢な雰囲気は、まさに「白鳥」役そのもの。しかし、同時に、男性を誘惑する妖艶でアグレッシブな「黒鳥」を演じることも求められ、苦悩します。そして、自分とは正反対の、勝気で自由奔放なライバルと熾烈な競争を繰り広げる中、夢をあきらめた母親からの執拗な期待と歪んだ愛情が追い打ちをかけ、自傷癖や妄想癖が悪化し、破滅の道を辿るというストーリー。

臨場感あふれるカメラワークを通し、主人公の世界に入り込み、追い詰められた心理描写が否応なく迫ってきます。ビジュアル的にも怖く、目をそらす場面も。ラストの踊りのシーンも鳥肌が立つようでした。

この役を演じたナタリー・ポートマンは、予想通りオスカーを獲得。過酷なトレーニングで9キロ落とし、研ぎ澄まされた肉体を披露。ストーリーそのものは、私にとっては重過ぎましたが、ナタリーの非の打ちどころのない演技だけでも見る価値ありです。

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エリザベス:ゴールデン・エイジ

Elizabeth_2 エリザベス一世と演じるために生まれたようなケイト・ブランシェット。この映画、彼女の名演と豪華な衣装を見るだけでも一見の価値があります。無味無臭な歴史物とは違い、女王の心情なども描かれていてそれなりに楽しめるのですが、視覚的な美しさが重きが置かれ過ぎているのか、脚本がイマイチ。映画のストーリー展開にもう少しひねりというか工夫が欲しかったです。ケイトファンとしては、甘めに、星4つ。

ケイト・ブランシェットにとっては二度目となるエリザベス役。98年には、同じエリザベスでアカデミー賞にノミネートされています。再びこの役に挑戦することになったのは、ウォルター・ローリー役のクライヴ・オーウェンが出演が決まっていたからだそう。前作はエリザベスが女王に君臨するまでの話、今回は地位を築いた後の黄金期。当時ヨーロッパ最強だったスペインとイギリス間の宗教対立や旧教派の陰謀などを背景に、英探検家ウォルターに思いを寄せる禁断のロマンスが描かれています。生涯国外に出ることも無かったエリザベスにとっては、ウォルターが語る海外での探検話が心の翼となっていたのでしょう。

アビエイターのキャサリン・ヘップバーン役、コーヒー&シガレッツでは一人二役、バベルでもブラッド・ピット相手役、快進撃が続きます。この人、ニコール・キッドマンやナオミ・ワッツと同様、オージーなんですね。頑張って欲しいです。

この映画のクライマックスでもあるアルマダの海戦ですが、圧倒的に優勢だったスペインの艦隊に対し、イギリス軍は天候を見方につけたラッキーな勝利。この時、もしスペイン軍が勝利していたならば、今の世界は英語ではなく、スペイン語に支配されていたのでしょうか。

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TWENTY FOUR Season6

Twenty_four_season6_2 "Damn it!"というジャック・バウアーの声が、頭の中でこだましている気が。。。シーズン6、見終わりました。以下、ネタバレっぽいので、これからの方はスルーして下さい。

さすがに、シーズン6ともなると、「前作と同じパターンだ。」とか「つじつまが合わないじゃん。」などと突っ込み所も沢山あるのですが、きっとそれは、24に対するこだわりがあるからこそ、なのでしょう。今回も「悪人」だと思っていた人が「良人」だったり、またその逆もあったり。コロコロと人物評価が変わり、のめり込んでしまう私は、ドラマの思う壺にまんまとハマッているだけだと分かっていても、止められないんですねー、これが。今回初登場のジャックの父親。スターウォーズの父子の構図を彷彿させました。人選ミスとも言われる父役ですが、もしや次シーズンにも登場し父子の対決となるのでは、と勝手に睨んでいます。それから。ウェイン・パーマーが大統領となり、その側近のカレンとトムの水と油の関係から信頼を深めていく様子も、よく描かれていました。ちょっと垢抜けたクロエ(不機嫌そうな顔は健在ですが)が、大きなお腹をかかえた役柄で引き続き登板するかどうかも気になっています。

娘を寝かしつけてからのお楽しみが無くなってしまい、少々脱力感。睡眠不足は解消されそうですけどね。日本では9月からレンタル開始になるそうですが、寝不足な人達がにわかに増えることでしょう。

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バベル

Babel_2 昨日、「バベル」を観ました。一発の銃弾が引き起こす様々なトラブル、そして絡み合う運命。コミュニケーションの欠落による、苛立ち、不安、焦燥、孤独感がひしめき合い、息苦しくなるほど重たい映画です。映画のタイトルは、旧約聖書にある「バベルの塔」から由来していますが、もし神様が天罰として言葉を乱し世界をバラバラにしたのであれば、神様はなんて酷なんだろうと思わざるをえませんでした。考えてみれば、世界で起きている諍いも家庭内の不和も、結局は言葉の問題に起因しているのかもしれません。     

しかしながら、最後は心を通い合わせることも出来るのでは、と希望の光が見えるように仕上がっています。人種間だけでなく、夫婦や親子の間でさえ理解し合えることが難しいという現実をつきつけられつつも、絶望感に浸るだけの映画で無いことが救いでした。                 

ところで、この監督。「21グラム」の監督でもありますが、繋がりをもった幾つかのストーリーが異なる場所で展開されるという点や人間の本質をえぐり出すような作品という点は共通しているように思います。私の好きな女優であるCate Blanchetteの名演は言うまでもなく、アカデミー助演女優賞にノミネートされた菊地凛子の体当たり演技を観るだけでも価値があると思います。

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皇帝ペンギン

Photo_1  マイナス40度の南極大陸に暮らす皇帝ペンギンの姿を追ったドキュメンタリー。映像美は言うまでもなく、命がけの出産そして子育ての姿に、母は不覚にも涙・涙でした。ほのぼのとしただけの動物ものとは一線を画し、大自然の厳しさや生き延びることの難しさなども描かれています。動物の心の声をナレーションで挿入する構成となっていますが、必要最低限にとどめているため、自分の感性や想像力をフルに働かせて観ることが出来ます。(この点は好き嫌いの分かれるところかもしれませんが。)ペンギンのキスシーンなんてとてもセクシーで溜息が。。   

DVDを貸してくれたYさん、どうもありがとう!しばらく映画とは離れていましたが、立て続けに良い映画に出会い、またもや映画熱がフツフツと。。ペンギンつながりで、Happy Feetも観たいし、ケイト・ウィンスレット主演のLittle Childrenも観た~い。

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Blood Diamond

Blood_diamond 1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの内戦を描いた社会派アクション映画。 息をつく間もないような銃撃戦や残酷なシーンには目を覆いたくなりますが、実際に不正なダイヤモンド取引が行われ、その資金が反政府勢力の武器購入にあてられていた現実が浮き彫りに。ポルポト時代のカンボジアもしかり、アフガニスタンの内戦もしかり、こういった同胞を殺しあう残虐劇の裏には、その国の資源を搾取しようとする先進国の姿が垣間見え、重苦しい気持ちにさせられます。

この映画は、ダイヤモンド業界に波紋を投げかけたようですが、今年のアカデミー賞で女優たちが身につけていたダイヤモンドは相変わらずゴージャズ。ただ、アムネスティが呼びかけているように、Color, Cut, Caratだけでなく、もう一つのC、つまりはConflict-freeで正しい経路で流通されたダイヤであると良いのですが。

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