エリザベス:ゴールデン・エイジ
エリザベス一世と演じるために生まれたようなケイト・ブランシェット。この映画、彼女の名演と豪華な衣装を見るだけでも一見の価値があります。無味無臭な歴史物とは違い、女王の心情なども描かれていてそれなりに楽しめるのですが、視覚的な美しさが重きが置かれ過ぎているのか、脚本がイマイチ。映画のストーリー展開にもう少しひねりというか工夫が欲しかったです。ケイトファンとしては、甘めに、星4つ。
ケイト・ブランシェットにとっては二度目となるエリザベス役。98年には、同じエリザベスでアカデミー賞にノミネートされています。再びこの役に挑戦することになったのは、ウォルター・ローリー役のクライヴ・オーウェンが出演が決まっていたからだそう。前作はエリザベスが女王に君臨するまでの話、今回は地位を築いた後の黄金期。当時ヨーロッパ最強だったスペインとイギリス間の宗教対立や旧教派の陰謀などを背景に、英探検家ウォルターに思いを寄せる禁断のロマンスが描かれています。生涯国外に出ることも無かったエリザベスにとっては、ウォルターが語る海外での探検話が心の翼となっていたのでしょう。
アビエイターのキャサリン・ヘップバーン役、コーヒー&シガレッツでは一人二役、バベルでもブラッド・ピット相手役、快進撃が続きます。この人、ニコール・キッドマンやナオミ・ワッツと同様、オージーなんですね。頑張って欲しいです。
この映画のクライマックスでもあるアルマダの海戦ですが、圧倒的に優勢だったスペインの艦隊に対し、イギリス軍は天候を見方につけたラッキーな勝利。この時、もしスペイン軍が勝利していたならば、今の世界は英語ではなく、スペイン語に支配されていたのでしょうか。
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